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2020年09月13日

マインツ指揮官「普段こんな事は口にしないが・・・」

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 昨季途中から1.FSVマインツ05の指揮官へと就任した、アヒム・バイアーロルツァー監督はより規律面を重んじるタイプである。それはこの夏に一足早く、ジャン=フィリッペ・マテタが味わったものであり、そして今はアーロンが経験していることだ。

 2018年にエスパニョール・バルセロナから加入し、初年度から33試合に出場して6アシストをマークするなど活躍が印象的だった同選手だが、しかしながら守備面での不足からkicker採点平均では3.72。さらに昨季は22試合の出場に留まっており、採点平均も4.12まで低下する結果となった。

 そして今シーズン最初の公式戦ドイツ杯初戦では、本来右サイドのブロシンスキの後塵を拝する形で、アーロンの名前は20名の中に含まれてもいない。2年前に1000万ユーロで獲得した同選手の売却話で、別のところに意識がいってしまっているのか?ちなみにスペインのレアル・ベティスからの関心が伝えられているところだ。

 メンバー外という措置について、バイアーロルツァー監督は「アーロンの頭の中を覗き見ることはできないよ」とコメント。「私は練習場で実際に目にしたものでしか判断できない。そこで彼にははっきりと、その志と現実との間に大きなギャップが見られていることを明言した。こういうことは滅多にしないのだが、しかしそれを口にする必要があった」

 「そうじゃないと、我々はその選手を信頼することなどできないものだし、彼は再びきっかけを掴み、自らの可能性について気づいてくれるよう期待しているところだ。彼が実際にどういったクオリティをもたらすことができるか、それは誰もが目にしたものなのだから。」ただそれと同時にマインツにとって問題となるのは、このようなことがあればコロナ危機の影響も重なり、選手自身の価値も下がってしまうことにもある。
 


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