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2020年12月01日

静かなるクアイソン、岡崎慎司に並びクラブ史上得点3位タイに

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 週末に行われたTSGホッフェンハイム戦にて先制点を決めたロビン・クアイソンはこれにより、岡崎慎司と並び1.FSVマインツ05史上3位へと浮上。ブンデス通算27得点となり、モハメド・ジダンとユヌス・マリが記録する29得点も既に視界へと捉えているところだ。

 ただ得点を積み重ね続けてきた彼ら4選手だが、常に笑顔があふれた岡崎慎司、そして茶目っ気をもったジダンがカルト的地位を博しているのに対して、マリと共に遠慮がちでクールなクアイソンは、それほどの立場を確立しているわけではない。そしておそらくこの状況が特に変化することは、おそらくないだろう。

 クアイソンとの契約は来年の夏までとなっており、その時になれば次の移籍先の選択はクアイソンにとって自由だ。確かに今冬の移籍期間での売却の可能性もあるとはいえ、決してその金額は大きなものとはならず、残留争いを展開しているマインツにとって果たして攻撃の要の1人を失って残り半分を戦うのかというジレンマもある。

 そんな中で迎えた週末のホッフェンハイム戦では、そのクアイソンが幸先よく先制点を決めるも、最後は追いつかれてそのまま痛み分け。「最終的には失意はある。僕たちには明らかにチャンスがあったから」と悔しさをにじませながらも、それでも貴重な勝ち点の確保に、「正しい方向には向かっていると思う」と前を向いた。
 


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