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2021年02月22日

シュテーガー、連続ジョーカーゴールも「先発したい」

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 2021年に入って以来ブンデスリーガにおいて、ベンチからのジョーカーゴール最多となる3度に渡り、得点したクラブが3クラブある。アイントラハト・フランクフルト、VfBシュトゥットガルト、そして1.FSVマインツ05だ。特にそのマインツでは最近2試合で、ケヴィン・シュテーガーがジョーカーゴールをマーク。しかもその相手はレヴァークーゼン、グラードバッハと上位チームであり、降格圏内からの脱出に向けて貴重な勝ち点獲得に大きく貢献している。

 先週のレヴァークーゼンでは2−2とする同点弾を、そして週末のグラードバッハ戦では2−1とする決勝弾を決めており、同僚のダニー・ダ・コスタは「どうやら彼は重要なゴールを決める男のようだね」と称賛。スウェンソン監督は「ケヴィンも含めて途中出場の選手たちが良い仕事をしてくれた。彼を先発させないというのは難しい決断だったが、ただ彼の投入で落ち着きが生まれ、得点以外でも好影響をもたらすことは見て取れたと思う。良い流れでこれているし、好影響を与えているし、このまま続けていかないとね」との考えを示した。

 昨夏いっぱいで一度契約を満了していたシュテーガーは、その後に10月にマインツ入りを決断するまで、長期間にわたってフリーの状況が続いており、当初はまず出遅れた分を取り戻すことからはじめ、今年に入ってからはほとんどベンチからの出場。そして徐々に流れが上昇気流へと乗ってきた格好だ。ただ国営放送とのインタビューの中で、シュテーガーは「前回の得点のようには感じられない、今回の方が勝ち点を多く得られているのだけど」と複雑な胸中を吐露。「ベンチから2点連続で得点できたことは良い事だけど、でも先発出場をしたいという気持ちもあるんだ」と言葉を続けている。

元主将ベル「バックアッパーが勝ち点へとつなげている」

 ただその一方で「途中から起用されている選手が、ここのところはさらにチームをより良いものへと導いている。これこそが前半戦の僕たちに見られなかったものであり、逆に最近ではこういった選手たちの力で、勝ち点を重ねているんだ」と語るのは、元主将で同じくベンチを温める存在であるシュテファン・ベルだ。確かにスウェンソン監督就任から「あまり先発はいじらないし、多くの選手が良いパフォーマンスをみせている。それに加えて途中出場の選手もプレッシャーをかけているのだし、こういった流れというのは重要なものだと思うね」と持論を語った。
 
 


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