ドイツ最大のサッカー専門誌 - kicker日本語版

2021年03月02日

クアイソン復調、決定力不足マインツの起爆剤に?

  • このエントリーをはてなブックマークに追加


 少なくとも1,FSVマインツのボー・スウェンソン監督が指摘した、「決定力不足」が週末のFCアウグスブルク戦における痛み分けとなった、その要因であることは確かだ。1ヶ月ほど離脱中のロビン・クアイソンは、おそらく今節のシャルケ戦から復帰が見込まれるところだが、これまで19試合でわずか2得点。

 ここのところアダム・シャライと2トップを形成する、カリム・オニシウォは22試合で2得点。またシャライについては無得点のままだが、ただここ数週間にみせる奮闘ぶりは、チームのために身を粉にして走るベテランFWの姿であり、後半途中で交代することには完全に疲労困憊するほどのパフォーマンスをみせてのことだ。

 そのためシュテファン・ベルは、先週のkickerとのインタビューの中で、「うちの攻撃陣は、守備面において犠牲心をもって心から取り組んでくれている。だからフィニッシュまで行った時に、息切れをしてるところがあるかもしれない。でも僕たちには彼らのような精力的な守備が必要で、ときには無得点でも12kmを走り抜いての好パフォーマンスを見せてくれるんだ」と評している。

 実際にマインツでは1試合あたりのシュート試投数が、冬季休暇までには10.8だったものが、10.4とほぼ変化はなく、チームとしてのフィニッシュ自体にさらなる距離感が生まれているということはない。ただ果たしてスウェンソン監督は、残留争いからの脱却を図る中で決定力向上を目指し、どのような対応をみせてくるのだろうか?ベンチスタートからアピールをみせている、グラッツェルやシュテーガーは?それが金曜に控える、最下位シャルケとの下位直接対決までの出さなくてはならない問題だ。
 


  • ブンデスリーガ・各チーム情報