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2021年03月11日

マインツのGK同士の対決、ツェントナーvsミュラー

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 週末に控えるSCフライブルク戦は、1.FSVマインツ05にとって特に、GK同士の対決が注目ポイントだ。数年間に渡って定位置争いを繰り広げてきたロビン・ツェントナーとフロリアン・ミュラーだったが、最終的には昨夏にツェントナーが先発に指名、その後にフライブルクで先発が予定されていたフレッケンの負傷により、急遽ミュラーはフライブルクへとレンタル移籍しており、ここまでフル出場を継続している。

 果たしてミュラーがこのままフライブルクに留まる可能性はあるのか?それはフライブルク側が当初の思惑であるフレッケンを先発に据える考えを変えない限りありえないだろう。バックアップに甘んじたくないために、ミュラーはフライブルクへと新天地を求めたのだ。今冬より取締役に復帰したハイデル氏は、「フロリアンはレンタル中で、今夏からマインツの選手となる。選手とは直接接触はしていないし、我々も今は自分たちのことに集中しているところだよ」とコメント。

 このままいけばブンデス2部降格という事態へと陥るだけに、今はまだなんとも言えないところがあるだろうが、今季のここまでのツェントナーvsミュラーの結果はどうか?セービング数ではミュラーは84でリーグ3位。ツェントナーも81で、平均時間では26分に1本のペースでセービング。逆にクロスのインターセプトではツェントナーがリーグ3位で、スローイングの成功数でもリーグ2位。しかし失点数もリーグ4位であり、kicker採点平均ではツェントナーが3.13であるのに対して、ミュラーは2.88。チームの順位もマインツが17位で、フライブルクは8位と差がついている。

マテタのレンタルによる恩恵

 ちなみにマインツのレンタル契約が功を奏しているのは、今回のフロリアン・ミュラーに限ってのことではない。今冬に2022年までレンタル移籍したジャン=フィリッペ・マテタからの収入は300万ユーロであり、kickerの情報では一括では支払われないものの、それでもコロナ危機におけるクラブ財政にメリットをもたらすものだ。なお今季は1600万ユーロの収入減により、1400万ユーロの損失を見込んでいるという。
 


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