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2021年04月27日

東京五輪でも活躍期待のGKミュラー、今夏の移籍市場へ

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 昨夏よりレンタル移籍したSCフライブルクにてここまでフル出場、23歳という年齢ながらブンデスの正GKとしての活躍を続け、この夏には東京五輪での更なる飛躍を期待される若手ゴールキーパーだが、それでも契約を2022年まで残す1.FSVマインツ05は、この夏にも同選手の売却を目指すことになるだろう。

 まずその背景にあるのはコロナ危機による財政的な打撃にあり、マインツとしては来季まで契約を残す選手を売却することで移籍金を手にしたいところ。またレンタル先のフライブルクとしては、本来の正GKであるマーク・フレッケンが負傷から復調したことから、さらにミュラーを加える贅沢な選択はしないはずだ。

 それではマインツへの復帰の可能性はどうか?現在GKを務めるツェントナーよりも、ミュラーは年齢的に若いがブンデスでの出場経験に差はなく、ビルドアップに長け、GKとしての完成度は高い。だがツェントナーは契約をあと2年残しており、その闘争心溢れるプレースタイルはマインツにマッチしたもの。またマインツにはドイツU21代表GKダーメンも控えているところ。

 こういった状況もあって、先日にkickerとのインタビューに応じたフロリアン・ミュラーは、いつになく今夏の状況について「マインツで新たに定位置争いをすることは、誰も望んでいないだろう。僕としてはベンチに座る選択肢はないし、今はブンデスでやれることを証明した。来年もブンデスでプレーし続けることが目標だよ」とはっきりとした口調で答えた。
 


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