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2018年08月05日

ビダルの理想的な後継者は、コランタン・トリッソ

FC Bayern München
バイエルン・ミュンヘン
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 アルトゥーロ・ビダル売却という決断を下したバイエルン・ミュンヘン。確かに31才という年齢、そしてこれから契約最終年度に入るにあたり移籍金を手にすることができたということも1つのの理由ではあるだろうが、しかし穴埋めへの自信があったことも後押ししたと言えるだろう。ではどのような形が考えられるか?

 確かにビダルは攻守に渡ってアクセントをもたらすことが可能である上に、ハードにアグレッシブに守備に勤しむタイプの、それでいて得点力やアシスト力ももった選手だ。確かにスピード面での不足や不必要なファウルをおかすという点ももちあわせてはいるのだが。

 守備面でみれば、そのビダルよりもむしろ高い守備力をもっているハビ・マルティネスが考えられるだろう。しかしながらオフェンス面ではそこまでインパクトをもたらすことはできないタイプの選手でもある。ティアゴとセバスチャン・ルディについて言えば線が細く、後継者候補として考えられるのは、以下の3選手である。

 まずは今夏にシャルケから加入したレオン・ゴレツカ。CMFとしてビダルと同様にアクセントをもたらすことができる選手だ。そしてもう一人が、レンタルから復帰したレナト・サンチェスだが、ただこちらについてはここ2年は不振がつづいており、再起を期して臨んでいる今夏は、負傷を抱えてすでに定位置争いでは後塵を拝している。

 最後の候補者となるのが、今夏にロシアで行われたワールドカップで優勝を果たし、8月13日まで休暇中にあるコランタン・トリッソだ。順調にこれから遅れを取り戻したとして、9月はじめには復帰が見込まれる24才のMFは、ダイナミズムさをもった中盤のオールラウンダーであり、加入初年度で公式戦39試合の出場で10得点7アシストをマークするなど、ビダルと同様に相手PA内での得点力をもつ。 ダイナミックで空中戦での強さをもち、W杯優勝という大きな自信を胸にミュンヘンに帰還するトリッソは、夏季休暇から復帰する際には特に盛大に迎え入れられることは間違いないだろう。


 


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