ドイツ最大のサッカー専門誌 - kicker日本語版

2018年09月04日

トルコ大統領の問題に揺れたギュンドアン、ドイツ代表は全面バックアップ。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加


 今夏にロシアで行われたワールドカップの開幕直前、トルコ大統領との写真撮影問題に揺れたメスト・エジル、そしてイルカイ・ギュンドアン。前者メスト・エジルについてはワールドカップ終了まで沈黙を続け、その後に自身のSNSでドイツサッカー連盟を強く批判する形で代表引退を表明する結果となってしまった。

 しかし後者イルカイ・ギュンドアンについては、ワールドカップ開催前にすでに釈明を行なっており、先週に受けたインタビューのなかでも「もしも代表から招集を受けることができれば、それに断りを入れる理由なんてない」と明言。「これからも、僕はドイツに対して誇りをもっているんだ」と言葉を続けた。

 だがそんなギュンドアンに対しては、ワールドカップ開幕直前に行われたテストマッチにて、一部のファンから激しいブーイングが浴びせられる場面が見受けられており、その時以来となるドイツ国内での試合、ネイションズリーグ初戦フランス代表戦でも同様のことがみられることが危惧されている。

 ヨアヒム・レーヴ監督はそうならないように希望を述べた上で、「イルカイは、我々と気持ちを1つにして戦っている選手だ。それをちゃんと理解している。ただあのような状況ではなかなか思うような力を発揮することはできないものだろうが、しかし中期的にみて彼は重要な選手だとみている。プレー面に関してみれば、彼を招集しない理由はない」と擁護。

 さらにトーマス・ミュラーは、sport1に対して「いまこそ僕たちは1つであるというシグナルを示したいと思っているよ。だから意識的にイルカイの支えとなっていきたい」と全面バックアップを表明。ギュンドアンの置かれた状況への理解を示した上で、「僕たちはチームとして、これまで以上のサポートを行なっていきたい。それでこれまでマンCでもみせてきた彼の見事なクオリティ、クリエイティヴィティをドイツ代表でもみせることができるだろう」と期待感を示した。
 


  • ブンデスリーガ・各チーム情報