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2018年09月25日

安堵感でピッチを後にしたゴレツカと、怒りで後にしたディ・サント

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 週末に行われたバイエルン・ミュンヘン戦では、多くのシャルケのファンからレオン・ゴレツカに対してブーイングが浴びせられる結果となった。だがそのなかにも「笑顔」で迎えてくれたファンたちも存在しており、「それは僕にとっては嬉しいことだったよ」と同選手は述べている。

 ドイツ代表にまで飛躍を遂げたシャルケ04を、今夏に移籍金なしでバイエルンへと去った23才のMFに対しては、長期にわたりファンからの怒りを買う結果へと繋がった。「不満を口にすることは、決して間違ったことではないと思う」とゴレツカ。「でも自分自身を責めるようなことはない。在籍した5年間、僕は日々クラブのために全力を尽くしたし、2位という成績でいい形で別れを告げることができたのだから」

 そして古巣に対して「この試合は激しい対人戦が繰り広げられ、シャルケはフィジカルにプレーしていた。開幕からのこの状況には僕も驚いている」と述べ、「またすぐに状態は上がってくると思う」とコメント。開幕から4連敗で最下位に沈む古巣へエールを送っている。


 その一方で、この試合では怒りをぶちまけてピッチを後にしたのがフランコ・ディ・サントだ。後半65分に交代を告げられた同選手は、その際にドメニコ・テデスコ監督と激しく言い合う姿を露呈。

 試合後、主将のラルフ・フェアマンは「あんなことは良くない」とコメント、テデスコ監督も「ディ・サントは交代を理解していなかった」と失意を露にし、マネージャーのクリスチャン・ハイデル氏は「テデスコ監督は正しい姿勢をみせた。もしも理解できていないのであれば、クラブ内での処分もある」と批判した。

 だがまもなくしてディ・サントは、自身のTwitterにて謝罪のメッセージを投稿している。「何より監督、チームメイト、そしてファンのみなさんへ謝罪する。誤った行動をとってしまった。ただ自分が犯した過ちを正当化するわけではないけど、常に僕はプレーしたくて、勝利をおさめたいと思っている」と投稿。そしてその後さらに「イタリアにルーツを持つ南米人として、血の気の多い感情的になりすぎるところもあるんだ」と反省の弁も述べている。
 


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