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2018年10月23日

『伝説の会見』の話題を一刻も早く終えたい、バイエルンのルメニゲ代表

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 ブンデスリーガでの戦いを終えたバイエルン一行は、今度はヴォルフスブルクからチャンピオンズリーグが行われるアテネへと向かった。だがその機内には、1つの大きなテーマについて特大のトランクに入れ持ち込んでいくことになるだろう。先週金曜日に行われた記者会見と、その後の後味の悪い流れについてである。

 カール=ハインツ・ルメニゲ代表は「メディアがこういう反応をみせることはわかっていた。我々はメディアを批判したのだから、反発は予想していたよ。しかしもう終わりにしようではないか。」とコメント。「既に話した通り、最も重要なことは試合であり、土曜日の試合はチームにとって重要なシグナルとなるものだった。そのシグナルは、みなさんも受け取ったことだろう。既に話した通り、最近4試合はあまりいい戦いができていなかったため、いいリアクションを見せる必要があった。それをヴォルフスブルク戦でみせてくれたよ」と言葉を続けている。

 『伝説のプレスカンファレンスと』も揶揄された会見の後、確かにチームはひとまずの成功をおさめた。「感謝の気持ちを伝えてきた選手もいたよ。これは選手それぞれが実感することだ。そして土曜日の試合でみせてやろうと思っていたことだろうし、それがうまくいったよ。正しい方向への第一歩だ」

 確かに3−1で勝利を収めたことで、正しい方向に一歩前進。しかしルメニゲ氏は、あの『伝説のプレスカンファレンス』の目的は他にもあったと指摘する。

 「我々が会見を開いたのは、メディアに対して真摯にフェアに報道していただきたいと伝えるためであり、これはチーム内にも1つのシグナルを送る意味があった。外部に対しても我々は守っていくと。それにメディアが大きな反応をみせることはわかっていたよ。驚きはない。」

 にもかかわらずルメニゲ氏は、この話を早く終わりにしたいとも要求。しかもそれは、明日よりも今日というほどの気持ちだ。

 「とにかく今、これを終わりにしよう。今回の意味、シグナルというものは、選手や監督に対して、我々は外部にも守る姿勢を見せるということだった。これは選手たちにとって重要なシグナルになったと思う。過去にチームから保護やメディアの強い報道に対する介入を示唆する話があったのでね」」

 ただいずれにせよバイエルンの首脳陣が提供した『伝説のプレスカンファレンス』は、これからも引き続きバイエルンにつきまとっていくテーマとなることだろう。ひとまずは、アテネ行きの飛行機と共に。
 


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