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2018年10月01日

突如、深刻な決定力不足へ陥ったバイエルン

FC Bayern München
バイエルン・ミュンヘン
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 いったい何故、バイエルン・ミュンヘンにとってゴールはここまで遠い存在となってしまったのか?水曜日に行われたアウグスブルク戦では、試合を完全に支配し、そして数多くの得点チャンスも作り出していた。だがそれでもネットを揺らしたのはわずかに1度。その三日後に行われたヘルタ・ベルリン戦では、1度たりともそれは叶わなかったのである。

 「またしても僕たちは得点を決めることができなかった」と試合を振り返ったジョシュア・キミヒ。「推進力に欠けていたように思う。それは決して試合に臨む姿勢が間違っていたということではないけどね。ただとにかく打開策を見出すことができていなかったんだ」

 そしてトーマス・ミュラーは、今回のヘルタ・ベルリン戦で許した2失点についても、「運がなかったところもある」との見方を示したが、その一方でキミヒは、「何も全てが不運によるものだけとは言わないよ」と強調。「僕たち自身で解決していかなくてはならないところはある」と言葉を続けた。

 ニコ・コヴァチ監督は「もっとゴールを貪欲に狙っていくべきだと思うよ。PA内に入ったらそこまで他の選手を意識しすぎなくていい。」と、フィニッシュにおける一貫性の不足が「唯一の問題点のように思うね」との考えを示している。

 そしてミュラーは「これまでは、僕たちがまるで敵なしのような印象を与えていたようだけど、でも今は少し現実的になっているんじゃないかな」とコメント。キミヒは「これも悪くないんじゃないかな、リーグ全体にとっても」と述べ、「今のところはこちらから与えてしまったチャンスを、相手が容赦なく得点に結びつけているんだ」と語った。

 ちなみにアウグスブルクは2度のチャンスで1得点、そしてヘルタ・ベルリンは4度のチャンスで2得点を決めているものの、バイエルン側は22度のチャンスでわずか1得点のみにとどまっている。
 


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