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2018年10月08日

コヴァチ監督をザマー元SD、そしてヘーネス会長が擁護

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 今夏にフランクフルトからバイエルン・ミュンヘンの監督へと就任し、シーズンの開幕から公式戦7戦全勝をつづけていたニコ・コヴァチ監督。まさに理想的な出だしをみせていた新指揮官だったのだが、しかしそれから一体何が起こってしまったというのか。先週のアウグスブルク戦でのドローを皮切りに、ヘルタ・ベルリン戦では敗戦、CLアヤックス戦でも痛み分けのおわり、さらに週末のグラードバッハ戦でも本拠地のファンの前で不甲斐ない敗戦を喫している。

 かつてバイエルン・ミュンヘンでスポーツディレクターを務め、現在はTV局で解説を務めるマティアス・ザマー氏はその理由について「気になっているのは、ポゼッションした時に独創性に欠けたところがあり、当初みせていた軽快さというものが見受けられないんだ」とコメント。「失点の場面については、2・3%ながら力を出し切っていないところがあったと思う。本来あるべきトップレベルから少し離れている」と言葉を続けた。

 ただその一方で「人はマシンではないし、バイエルンであっても数%の不足が問題となってしまうんだ」とコメント。「ただ今はどうまたトップレベルのパフォーマンスを出せるのか自問自答すべきだろう。そこでは泥臭いところが軽快さを生んでくれるところもあるんだ。守備や対人戦で勝利すること、それがベースとなるんだよ。自信を回復していくためのね」との考えを示している。

 また現在あがっている、コヴァチ監督をめぐる議論については「馬鹿げている」と指摘。「あまりに早急ではないかね。突然、わきあがっているのだから。まだそこまで多くのことが起きているわけではない。彼はフランクフルト時代でも困難を経験している」と述べ、「今は一致団結して、タフなタスクに取り組んでいく必要がある」と強調している。

 なお現在スポーツディレクターを務めるハサン・サリハミジッチ氏も、即座にコヴァチ監督を支持するコメントを表明していたのだが、一方でルメニゲ代表とヘーネス会長は特にコメントを避けていたものの、その後にヘーネス会長はkickerに対して「ニコ・コヴァチ監督を全面的に支持する。我々は至って冷静だ」と語った。
 


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