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2018年11月07日

バイエルンのコヴァチ監督、不振からの脱却に「結束力」求める

FC Bayern München
バイエルン・ミュンヘン
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 水曜日にはCLグループリーグ第4節AEKアテネ戦、そして週末には注目のボルシア・ドルトムントとの直接対決が控えている、バイエルン・ミュンヘン。しかしその火曜日に行われたプレスカンファレンスにて、指揮官はドルトムント戦については質疑応答に応じない姿勢を貫いた。

  「明日の試合について話すべきだろう。非常に重要なものなんだ。明日は勝利をおさめ、勝ち点を10に伸ばすというチャンスがある。週末の試合がみなさんにとって重要なのはわかるが、私にとっては最優先事項ではない」

 だがその一方で、バイエルンは再び公式戦4試合で1勝と、思うように勝利を得られていない状況が続いているが、ペーター・ヘルマンACによれば昨年とのシュート数は同じであり、違いは決定力にあるとのこと。「全てに理由をつけられるわけではない。」とコヴァチ監督。「ただ時に大量得点を決められる試合があれば、呪縛から解き放たれるきっかけになるかもしれないね」と言葉を続けた。

 現在のバイエルンは選手・戦術・練習において、そのスタイル、ローテーション、環境など、多くに疑問を抱える状態となっており、「アイデアをもって臨むならば、それを実践にまでさせていかないと。それを今はまだ30分間しかできていない。それをもっと長くできるようにしていきたい」と指揮官。

 それを今回のAEKアテネ戦からみせていきたいところだが、果たしてメンタル部分が問題ということはないのだろうか?「良いことならばアプローチしていきたいと思うよ」と前置きした上で、「確かにそういった専門家はここにはいない。ただそれ以前にもいなかったし、一考の価値はあるのかもしれないが、既存のメンバーで事態の打開ははかれると思っている」ともコメント。

 どうやら指揮官は問題点としてチームスピリット、そして一体感にあると考えており、会見の終盤では普段クールなコヴァチ監督が、珍しく感情をあらわにする場面も見受けられている。

 それはチーム内の情報が漏洩することがテーマとなった時であり、「家族に例えるなら、みんなが団結していれば物事はやりやすくなるものだし、そうじゃなければ難しくなってしまうものさ。団結するということ、それはポイントだよ。それぞれがクラブの成功のため、全力を尽くす。その責務を負っている」と強調した。

 
 また「自信が必要だ」と強調するジョシュア・キミヒは、「前回は確かに勝利したけど、内容はよかったわけではない」と指摘、「僕たちにはピッチ上での責務がある」と言葉を続け、不振は決して「監督のせい」ではなく、「軽快さ」と「ツキ」が不足していることもあげている。

 そして「基本的にプランは変わらない。ただ当然、相手によっての変化はあるけどね。でも僕たちのベースとなるプランは変わらないし、問題はそれをうまく実践できていないということだ」と述べ、さらに決定力不足の改善を求めた。
 


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