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2018年11月10日

ドルトムントとの頂上決戦前に、コヴァチ監督「威信をかけた戦い」

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 ボルシア・ドルトムントとの頂上決戦に挑む、バイエルン・ミュンヘン。いったいどちらが、今回は本命という立場なのか?それは今回の対戦において、さほど重要なものではない。「彼らは今、首位に立っており、我々は勝ち点差4で追いかける立場にある。」と、ニコ・コヴァチ監督。

 ドイツ版クラシコには、世界200国から400人のジャーナリストが訪れ、多くの注目を集める試合でもある。「世界中に放送がなされる、威信をかけた戦い」だ。ただこれまで成功に満ちてきたバイエルンにとって、これは不慣れな状況下におかれた、不慣れな役回りでもある。

 「今のドルトムントは非常に多くの長所があり、逆に短所は非常に少ない。あらゆる部分において、実にうまく叩き込まれているよ。確かに弱点がないわけではないが、ルーペが必要なくらいだよ。」と指揮官。

 「我々にとって多くのことがかかった試合であり、ぜひこの試合を成功という形で締めくくりたい。勝ち点差を広げさせる事なく、むしろ縮めていきたいね。明日はいい戦いをみせるよ」と意気込みをみせた。

 戦いの舞台は、敵地ドルトムント。もしも勝ち点差が7となれば、重圧は更に強くなるが、コヴァチ監督は「不安や重圧というものはない。不安や重圧というものはない。そういう仕事を選んだんだ。もし嫌なら明日の朝起きて、そこから離れればいいんだよ」と説明。

 決して慌てることなく、落ち着き払った、ポーカーフェイスを保った指揮官は、「まず何よりも、私は前向きに考える。それは監督にとっては、必要要素だと考えている。」と強調する。

 「不測の事態が起こったとしてもだ。ただそのことを意識しすぎたくはない。明日の試合で敗戦を考えるのではなく、逆に良いサッカーをしたいと思う。そこでぜひ、それにふさわしい勝ち点を得たいね。勝ち点1でも」と述べ、「まぁ、勝ち点7は多すぎだが、勝ち点1なら少ないだろうさ。」と不敵な笑みも浮かべた。

 果たしてその距離を縮める事ができるのか。それとも、ドルトムントに突き放されるか。バイエルンとドルトムントの頂上決戦は、本日土曜、日本時間26時半から、キックオフだ。
 
【先発予想】

ドルトムント(1位):ビュルキ – ピシュチェク, アカンジ, ザガドゥ, ハキミ – デラニー, ヴィツェル – C.プリシッチ, ロイス, サンチョ – パコ・アルカセル

バイエルン(3位):ノイアー – キミヒ, ズーレ, フメルス, アラバ – ハビ・マルティネス – T.ミュラー, ハメス – ニャブリ, F.リベリ – レヴァンドフスキ
 


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