ドイツ最大のサッカー専門誌 - kicker日本語版

2018年11月15日

レーヴ独代表監督「うちには、カバーニもスアレスもいない」

  • このエントリーをはてなブックマークに追加


 木曜日に行われるロシア代表とのテストマッチを前日に控え、プレスカンファレンスではドイツ代表のヨアヒム・レーヴ監督に対し、FWのフォーメーションに関する質問が寄せられた。

 これに対して指揮官は、先のフランス戦で「とてもうまくやった」と評価するサネ、ニャブリ、ヴェルナーという布陣が「再びスターターになる流れにはあるね」とコメント。だがそれと同時に、典型的なセンターフォワードの不在についても指摘している。

 「もしもCFの位置で起点となれるような、トップクラスの選手を擁することができれば、それは好ましいことだろう。」と、ポゼッションサッカーを信条とするレーヴ監督はコメント。

 そしてロシアW杯では8強で敗れたがウルグアイ代表カバーニとスアレス、ドイツと同様にGL敗退のポーランド代表レヴァンドフスキら、欧州のクラブで活躍する選手たちの名前をあげ、「彼らはただボールを待つのではなく、うまくコンビネーションもできる」と説明。

 そして一息つき、「そういったワールドクラスのこのタイプの選手が、今の我々にはいないんだ。だから他の解決策を模索していかなくてはならないんだよ」と、言葉を続けた。

 この課題については、そもそも4年前のブラジルワールドカップを最後に、ミロスラフ・クローゼが代表から引退したときから言われていたポイントであり、ここまでは偽9番などを配置する形で対応。ヴェルナーをトップに配置する一方で、ロシアワールドカップではゴメス、そのほかヴァーグナーやペテルセンらも起用している。

 その一方でこの試合では、今季絶好調のドルトムント主将マルコ・ロイスが、中足に打撲を抱え、腫れがみられるために欠場。「起用することに意味はない」と述べ、木曜日からランニングを再開する見通しであることを明かした。「日々様子をみていくよ」


 なお現在ドイツ代表は、ネイションズリーグではもしも、ロッテルダムで行われるオランダvsフランス戦で、フランス代表が勝利をおさめなくては降格ということになるのだが、このことについては「降格したからといって、全てが終わってしまうということではない」と強調。「また昇格することもできるんだし、そうなればそれを受け入れるまで。ユーロ予選に向けて集中していくということだよ」と語った。

 一方で今回ライプツィヒで行われるテストマッチでは、チケット4万2000枚のうち、わずか3万枚しか売れておらず、ネイションズリーグのオランダ戦が行われるゲルゼンキルヒェンでさえも、わずか3万6000枚のみ。

 レーヴ監督は「今年に見せているパフォーマンスを思えば」と自己批判を口にしているが、ちなみにドイツ代表の試合で満員となったのは、いまから3年も前のことで、10月11日にここライプツィヒにて行われた、ジョージア代表とのユーロ予選にまで、遡らなくてはならない。

【ドイツ代表の先発予想】ノイアー – ギンター, ズーレ, フメルス, N.シュルツ – キミヒ – ゴレツカ, ハヴェルツ – Ti.ヴェルナー, ニャブリ, L.サネ
 


  • ブンデスリーガ・各チーム情報