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2018年11月26日

バイエルンの問題点を指摘する、デュッセルドルフ指揮官

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 アウグスブルク、グラードバッハ、フライブルク、さらには昇格組デュッセルドルフにまで、バイエルン・ミュンヘンの本拠地アリアンツ・アレナの牙城は崩された。2度にわたり、2点リードという状況を作りながらも、ロスタイムでルケバキオにこの日3点目となる同点弾を浴び、勝利を目前にして勝ち点3がまたしても手元からすり落ちている。

 殊勲の勝ち点1奪取に成功した、敵将フリードヘルム・フンケル監督は、バイエルンと戦った印象として「自信をもってピッチに立てない時期にある。フライブルク、グラードバッハ、アウグスブルク戦でも本拠地でうまくいかなければ、脳裏に不安が過ぎるものだ」と指摘。

 さらにその影響として 「国内二冠、CL決勝にまでコマを進めたドルトムントのクロップ監督が、前半戦を最下位で折り返した。バイエルンがそこまで落ちることはないが、しかしこういうことは起こりうるものだよ」と言葉を続けた。

 そして他のクラブの戦い方を参考にする形で、「ヘニングスに対して、フライブルクの手法と同様に終盤で投入することを告げていた。」とコメント。そこでトップで起用されたルケバキオがハットトリック、さらにそのヘニングスのアシストで同点弾が決まるという、まさに采配が的中する形でドローへと持ち込んだ。


 だが決して指揮官が、バイエルンに対する敬意を忘れることはない。「今季、マヌエル・ノイアーがそこまでの安定感を持てていない理由、それはバイエルンの守備陣が、そこまでの安定感を持てていないためだ」と説明、「ここまでの17失点という数字は、通常なら1シーズン分に相当するものだ」とも述べた上で、2点目をとった、オフサイドにできなかったボアテングのプレーについて「ぞっとするものだったと思うね」と語っている。

 ただ選手たちにも賛辞を送っており、ルケバキオのトップ起用のほか、この日は中盤に5枚を起き厚みを持たせる戦術を採用したが、「試合を通じて、戦術的にとてもいいものがみれたと思う」と述べ、「まるで勝利を納めたような気分だ。チームのことをとても誇りに思うし、このままの戦いを続けていくべきだ。」と胸を張った。
 


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