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2018年12月05日

平均26.7才。見えはじめたバイエルン2018バージョン

FC Bayern München
バイエルン・ミュンヘン
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 先週1週間では、CLベンフィカ戦で快勝をおさめ、週末のヴェルダー・ブレーメン戦では一度は追いつかれながらも2−1で勝利したバイエルン・ミュンヘン。復調の兆しを見せはじめたその背景には、これまでの4−3−3システムから昨季採用していた4−2−3−1システムへの変更。

 ダブルボランチにSBとしてプレーしていたキミヒをスライドし、ゴレツカとのドイツ代表コンビを形成。守備に安定感が増した上に、本職のトップ下に収まったトーマス・ミュラーは、相棒レヴァンドフスキとのコンビネーションプレーなどをみせ最近3試合で2得点2アシストをマークする活躍を披露している。

 だがバイエルンに見えてきた新たな兆しはこれだけではない。ロベリーの後継者の一人として期待されながらも、開幕戦で負傷を抱えて以来ここまで離脱が続いていたキングスレイ・コマンが復帰。リベリの負傷交代により、「本来の10分〜15分間」ではなく1時間ちかくプレーしており「どうやらうちの医療スタッフはいい仕事をしたようだね」とコヴァチ監督が喜びをみせた。さらに逆のウィングではセルゲ・ニャブリが先発復帰し、2得点全てをあげる活躍をみせている。

 ちなみにこの試合の後半戦の布陣に目を向けると、GKに32才のノイアー、CBには30才のボアテング、FWではロベルト・レヴァンドフスキと29才のトーマス・ミュラーと、チームの背骨にあたる軸をベテランが担い、23歳のボランチコンビのキミヒとゴレツカ(共に23)、両ウィングのコマン(22)とニャブリ(23)、CBのズーレと若手が脇を固め、チームの平均年齢は26.7才(ラフィーニャが33才)。チーム再建の初年度と位置付ける2018/19シーズンのその姿が、徐々にだが見えはじめてきた。


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