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2019年01月19日

ジェローム・ボアテングが、バックアップに甘んじた理由

FC Bayern München
バイエルン・ミュンヘン
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 いったいなぜ、ニコ・コヴァチ監督はセンターバックの先発として、ニクラス・ズーレマッツ・フメルスの起用を決断したのか?コヴァチ監督はこのタフな決断と、ボアテングの奮起を期待する発言を行っている。

 誰か一人がベンチに座らなくてはならない、それは明らかだった。そしてそれに該当してしまったのが、30歳のジェローム・ボアテングだったのである。後半戦の初戦ホッフェンハイム戦では、4バックの中心としてフメルスとズーレがコンビを形成。

 その理由について、ニコ・コヴァチ監督は「ニクラスはスピードと冷静沈着さをもって非常に良いプレーを見せている」と、TV局スカイとのインタビューで開始前に語った指揮官は、「ある状況に陥っても決して考えすぎることがない。それが彼を素晴らしい選手にしている要因の1つでもある」と述べ、「だから彼が今は主力選手なんだ。他の二人はその後塵を拝している状況だよ。今はそのふたりによる一騎打ちという構図だ」と言葉を続けた。

 三つ巴の争いではなく、二人による一騎打ち。そして今回の試合では、マッツ・フメルスに軍配があがった。決め手となったのは、前半戦終盤でみせていた好調なパフォーマンスと、今冬の準備期間であり「フメルスは今はわずかにリードしている」との見方を示している。

 ではボアテングの反応はどうだったのか?「彼はこの状況について、プロとして受け止めていた」とコヴァチ監督。「ジェロームはまさにプロというべき選手であり、彼とは素晴らしい関係を築けている。互いに信頼しあっているんだ。ただ我々はパフォーマンスで判断しなくてはならない」と言葉を続けた。

 


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