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2019年03月25日

ドイツ代表シュルツ、劇的決勝弾の場面について「ロイスに聞いてくれ(笑)」

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 ギュンドアンが起点となり、ロイスのアシストによって生まれた、ニコ・シュルツによる決勝弾。2−2で迎えた終盤に切った交代のカード2人がその期待に応え、オランダ代表から敵地で貴重な勝ち点3を掴み取ることに成功した。

 試合後、賞賛の言葉にもロイスは「決めたのは僕じゃ無い」と述べ、「でもその助けにはなれたかな」とコメント。そして得点シーズンについて振り返り、左サイドバックのシュルツが、左サイドからペナルティエリアへと切れ込み決めてみせたゴールについて「とにかく意欲的なパフォーマンスだった」と賛辞をおくり、「卓越したスピードを備えた若くて良い選手が揃った」ドイツ代表にマッチしているとの見方を示している。

 だがなぜシュルツはあの場面で、ペナルティエリアへと突っ込んでいったのか?「それはロイスに聞いてくれ」と笑顔で語ったシュルツは、「彼が僕の本来の場所にいたから、別の場所に行く必要があったんだよ」と説明。そしてそこで迎えた決定機に、「右足で力の限りシュートを放った」ボールは見事ゴールネットを揺らしてみせたのだ。

 今回でドイツ代表として6試合目の出場となる、8日に26才になったばかりのディフェンダーは、早くもこれで代表通算2得点目。さらにこの日は、サネへの先制ゴールもアシストしている。「この試合はとても自信につながるものだよ。この勝利はチームにとってとてもいいものだ」とシュルツ。

 ただその一方で、前半では「センセーショナル」(ニャブリ)なパフォーマンスで2点リードを奪いながらも、「後半ではあまりに守備的に構えてしまい」(シュルツ)、「オランダにあまりプレッシャーをかけられなかった」(ロイス)ものの、「オランダからはかなりプレッシャーをかけられたけど、でもなんとか持ちこたえ、そして得点を決めるまでに至った」(ニャブリ)。


 ヨアヒム・レーヴ代表監督は「前半は本当にとても良いプレーをみせていた」と振り返り、「プレーにとても良い流れが見られていた」とコメント。特に「わずかな練習しか行なっていない」ことを考えれば、より評価ができるというものだ。

 また2得点目を決めたニャブリのプレーについては「素晴らしい」と述べ、「とても良いプレーを見せてくれた。非常に精力的にプレーし、ファン・ダイクへ果敢にチェックへ行っていたよ」とレーヴ監督。

 ただ後半では「本当に嫌な時間帯」で失点を喫しており、「闘争心を持ってプレーはしていたのだが、前半のようなプレーがもうできなくなっていた」ドイツ代表は、立て続けに失点して同点に。

 「若いチームにとってのプロセス」」ではあったものの、「ここのところ見放されていた運」もあって最終的には勝利。「諦めなかったことはよかったし、とにかく戦いを挑んでいたと賛辞を送った。「まだ課題も見られたがね」


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