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2019年04月04日

頂上決戦前に、中盤の起用に頭を悩ませるコヴァチ監督

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 数的不利の状況にあったとはいえ、水曜日に行われたドイツ杯準々決勝ハイデンハイム戦では、王者バイエルンは2部を相手に4失点。ボルシア・ドルトムントとの頂上決戦を二日後に控えるなかで、ニコ・コヴァチ監督は選手起用に頭を痛めていることだろう。確かに先日代表戦前では、リヴァプールにCL敗退を喫したとはいえ、最大勝ち点差9あったドルトムントを交わして首位浮上。だがその後のこれまで2試合では、先日のフライブルク戦では痛み分けを演じて首位陥落、さらに2部を相手に5−4という打ち合いの末に辛くも勝利をおさめたのである。

 特に2部相手にバイエルンは、規律とコンパクトさに欠け、容易にセンタリングからの失点を許し、ロストから相手にスペースを与えるという場面などが見受けられた。確かにドルトムント戦ではより高い集中力で臨むという部分はあるだろう。だがそれだけでは不十分であり、明確なそこにはプランと起用法が求められることになる。そのなかでも特に複雑なのが中盤。

 この日にに守備への対応のまずさなどもみせ精彩を欠いたハメス、ティアゴ、ゴレツカという攻撃的中盤で臨むことになるのか、それともハビ・マルティネス、ティアゴ、ハメスといった布陣で臨むのか?そうなると全体的にスピードに欠ける部分もでてくる。またレヴァンドフスキが自身の周囲でプレーするタイプを好むことから、トーマス・ミュラーがハメスの代わりに起用されることも考えられるだろう。


 またバイエルンではこれまで力が均衡していたクラブ同士の対決として、今季ドルトムント、アヤックス、リヴァプールと合計5試合を戦っているのだが、「前半では1−0でしか折り返せなかった自分たちの責任」だったドルトムント戦、「不運」に苛まれたアヤックスとの2試合、そして「初戦では均衡」し、2戦目では「70分過ぎからやられた」リヴァプール戦でも、「さほど大きな差」はないならがも全て未勝利。ドルトムント戦に向け、指揮官は「我々、そして私自身も勝利をおさめたい。是が非でもだ!」と意気込みを語った。
 


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