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2019年04月06日

コヴァチ監督が「芸術性より」求める「対人戦」

FC Bayern München
バイエルン・ミュンヘン
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 本日土曜夕方には注目の一戦、バイエルン・ミュンヘンとボルシア・ドルトムントによる頂上決戦が控えており、連覇を狙う2位バイエルンとしては本拠地で是が非でも勝利を収めたいところだ。その中でニコ・コヴァチ監督は、特に守備面への意識の向上を選手たちへ求めている。

 先日行われたドイツ杯準々決勝ハイデンハイム戦では、バイエルンはブンデス2部のクラブを相手に、数的不利にあったとはいえ4失点。特に後半では一時2点のリードを奪いながらも一時は追いつかれるという試合展開を露呈する結果となってしまった。今回の首位攻防戦では、同じことを繰り返すわけにはいかない。

 そこで指揮官は、選手たちへ「対人戦」への意欲的な姿勢を求める発言を行なった。「今日のサッカーの指導書において対人戦は、かつてのように描かれているわけではなく、むしろいかに良いパスを行うかに特に重点が置かれている」だが成功ための土台となるのは、あくまで守備であると強調。「守備は非常にシンプルなものだ。ハンドワークのようにね」そして「攻撃は難しいものだ、芸術作品のようにね」と言葉を続けた。

 特に先日のハイデンハイム戦では、バイエルンの中盤ではあまりにもロストをおかし、そして多くのスペースを与えていた。またサイドバックでも背後に対するケアがおろそかになっており、相手を見失う場面も。攻守のバランスを見出すこと。その必要がある。コヴァチ監督は「たとえ芸術家であろうとも」と前置きしつつ、そういったことを実践できるよう「姿勢自体」を問う、むしろ根本的な部分を指摘している。
 


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