土曜日に行われたリーグ戦であり、そして水曜日に控えたドイツ杯準決勝の前哨戦の意味合いももった、ヴェルダー・ブレーメンとのホーム戦で勝利を収めたバイエルン・ミュンヘン。その決勝点を決めたドイツ代表ニクラス・ズーレは「ヴェーザー・シュタディオンでの試合は、いつだってかなりの熱気に包まれる試合となる。良い意味で、彼らはクレイジーだよ」と警戒、だがこの試合では出場停止のため外からチームの戦いを見守るしかないのが現状だ。

　ただズーレにとっては、昨年のフランクフルトによる決勝戦での敗退もあり、「ドイツ杯は僕の中でとても重きを置いている大会なんだよ。もしもそれを今年達成できれば少なくとも国内で得られるタイトルの全てを得られることになるんだ」との考えを示した。「決勝の場所ベルリンは、素晴らしい舞台なんだ。ぜひまたその経験を味わいたい」

　その一方でもう１つの国内タイトルでありリーグ戦に向けては、勝ち点差１でボルシア・ドルトムントが追いかけている状況にあり、「まだ僕たちは何も結果を手にしているということはない。でも国内二冠の可能性は残されている。確かにＣＬリヴァプール戦での敗退はとても不運なものだった。本来ならもっと先で当たって良いカードだったんだけど。でも今はいかに試合的にプレーしていけるか、それを考えている。」と意気込みをみせている。
　

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