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2019年04月28日

バイエルン、中国代表との親善試合を無期限で延期

FC Bayern München
バイエルン・ミュンヘン
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 本来ならば5月20日に予定されていた、バイエルン・ミュンヘンと中国代表との親善試合だったのだが、しかしながら中国スポーツ省の大臣からの要請により、無期限での延期となったことが明らかとなった。

 その主な理由となったのが、開催地を確保することができなかったことにあり、当初は北京五輪スタジアムがみこまれていたものの、kickerが既にお伝えしているように、4月1日からの改修工事によりしばらく閉鎖を余儀なくされているところだ。加えて国立スイミングセンターに関しても、3月11日から7月31日までは2022年に行われるオリンピックに向けての準備のために閉鎖されており、中国の国内リーグがまさに開催されている真っ只中にあるという事情も重なっている。


 今回の試合はバイエルンのメインスポンサーを務めるアリアンツ社のサポートの下、ドイツと中国における国際交流の一貫として北京にて行われるものであり、さらに秋にもバイエルンは中国ウィークを予定。そこでは育成や医療スタッフ、マネジメントのようなサッカーの専門家たちが向かう見込みだ。

 バイエルン・ミュンヘンは中国市場にむけて非常に活発な動きをみせており、すでに中国にて幾度となく準備期間を利用し試合を実施。さらにバイエルン・フットボール・スクールを青島市に建設しているものの、さらにと太原市と深圳市にも建設する。


 その一方で果たして、バイエルンは今季はいくつのタイトルを獲得することができるのか?17位ニュルンベルクとのダービーを前に、コヴァチ監督は「私は決して、相手を過小評価するようなタイプではない。とても難しい、相手だと思うよ。ドルムントさえも苦しめていたのだから」と強調。

 ただその一方で、11月の時点では「勝ち点差が9ついていたし、それに得失点差も決していいものではなかった」が、「選手たちは、これが本当のバイエルンの姿ではないというところを見せようとしてくれた」と評価。「オフェンスについてはもともとから申し分はなかったのだが、明らかに守備面での改善が見受けられるね。チーム一丸となって取り組んでいる」と言葉を続けた。


 またウリ・ヘーネス会長はその中でも、ボランチとして奮闘するハビ・マルティネスをあげ「彼はうちのキープレイヤーであり、彼が対人戦や空中戦で勝利すると、うちのDFたちはそこまで走力戦に入らずに済むんだ」と指摘。「ここまでいいシーズンを過ごせているし、リーグ戦では残り4試合で首位、ドイツ杯では決勝に進んだ。確かにCLで敗れたとはいえ、相手は今回優勝するかもしれないチームだったわけだしね」との見方を示している。

 なおチーム再建を行うなかで「それを高いレベルで進めているし、本来は来季に行うようなところにまで手がいきとどきそうだ。今は5・6人の新戦力を加えたが、さらにまだ1・2人は来ることになるだろう。そのことに誇りを感じるね」と胸を張った。「今は市場では金額面で高騰化していることからも、いい選手を獲得するにはいいお金が必要となるのだが、それと同時に家族に対してもいい環境を用意しなくてはならないが」


 そこで名前があがっている選手の1人が、シャルケの若手GKアレクサンダー・ニューベルであり、バイエルンのサリハミジッチSDは噂に「笑える」と述べ、ヘーネス会長は金額まで口にするなど言及。そこで首位争いを展開するドルトムントを叩いたシャルケのフーブ・ステフェンス監督は「きっとバイエルンも喜んでいることだろう」としつつ、「これでうちの選手への扱いもちゃんとしてもらえれば」と述べ、「ここのところの彼らのニューベルに対するものはなってないよ」と苦言を呈した。
 


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