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2019年05月04日

「自らの本分に集中する」ニコ・コヴァチ監督

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 前節の17位1.FCニュルンベルクとのダービーでは、前日に2位ボルシア・ドルトムントが敗戦したことにより、その勝ち点差を4にまで拡大するチャンスをもっていたバイエルン・ミュンヘン。しかしながら特にオフェンス面でのスピード面に不足がみられており、「それではどのチームに対しても遅れを取ることになる」とコメント。ニュルンベルクに守りに入る暇を与える結果となってしまった。

 ただそれでも指揮官は「いい道のりを歩んではいる」とも強調。「まだ我々が目指すところまではきてはいないがね」と言葉を続けており、「ボールを素早く回せる時間帯をもっと長くもって、そしてうちの選手たちのクオリティを発揮できるようにしていきたい」と語っている。「守備面でももっとゲーゲンプレッシングを仕掛けていきたい。ドルトムント戦は思っていたような試合ができた。ただ完璧な試合などないがね」


 一方で就任1年目からチーム再建のなかで、国内2冠へとあゆみを進めるニコ・コヴァチ監督にとって、自身の立場はそれでも決して安泰というわけではないようだ。それはカール=ハインツ・ルメニゲ代表が以前に口にしていたことであり、「バイエルンにおいて保証を受けるものなど誰もいない」とコメント。

 このことについてコヴァチ監督も反応をみせており、「そうだと思うね」と同調した同氏は、「そういうことの影響を受けないようにすること。本分以外を気にしても何にもならないのだから」との考えを示している。「やるべきことをするということだよ」


 また試合開始前に行われたイベントに出席した、バイエルン・ミュンヘンのフランツ・ベッケンバウアー名誉会長は、今季より指揮をとるニコ・コヴァチ監督の国内2冠達成を期待するコメントを述べつつ、2年間のレンタルを経て今季限りでの退団が迫っているとみられる、ハメス・ロドリゲスについて「彼はバイエルンにマッチしている。巧みにボールを操る選手であり、そういった選手はこのチームにはそう多くはいない」と語った。「移籍となるなら残念だ」。
 


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