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2019年05月27日

長期離脱後の復帰戦に大きな喜びをみせる、ノイアーとトリッソ

FC Bayern München
バイエルン・ミュンヘン
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 4月中旬に行われたフォルトゥナ・デュッセルドルフとのリーグ戦において、筋損傷を抱えて負傷交代して以来、残りのリーグ戦を全休することとなったマヌエル・ノイアー。だが土曜日の行われた、国内二冠をかけたドイツ杯決勝では、先発復帰した33才の守護神はブランクを感じさせない見事なパフォーマンスを披露。特に前半11分のポウルセン、そして後半立ち上がりにもあったフォルスベリとの危険な場面にうまく対処しており、3−0と完封での勝利に大きく貢献してみせている。

 「去年は辛かった。だってドイツ杯決勝で僕は負傷離脱していたからね」と振り返った同選手は、「だからこそ、この試合に賭けていたところがあった。最高のパフォーマンスをみせようとね」とコメント。「今週は良いトレーニングが行えていたし、チームメイト共に、監督も信頼を寄せてくれた。」と、コヴァチ監督への感謝の気持ちも述べた。

 最終的には国内二冠達成という形で幕を閉じたが、しかしながらロケットダッシュを決めた後、昨年11月では首位ドルトムントに勝ち点差9をつけられるなど、浮き沈みの激しいシーズンでもあった。「リーグ戦では後塵を拝していたし、ドイツ杯でも接戦が多く演じられた」とノイアー。

 「バイエルンでは常に国内二冠が求められているし、そんななかで僕たちはうまく取り組み続けて、そして結果をつかみとってみせたと思う」と胸を張り、自身につては「悪いシーズンとまではいかない。むしろよかったと思う。後半戦に関しては満足のいくものだよ」と振り返った。しかしまだシーズンは続く。これからノイアーはドイツ代表主将として、ベラルーシ、そしてエストニアとのユーロ2020予選が控えているところだ。


 さらにこの試合が実に、第2節のレヴァークーゼン戦以来の復帰となったコランタン・トリッソは、「まるで牢獄生活のようだった」と復帰までの時間について振り返っており、最近では「いい練習を行えていたんだ」ともコメント。実際にコヴァチ監督も、トリッソを先発で起用するか考えていたことを明かしている。

 そして同じく負傷から復帰したばかりのマルティネスの代わりに後半途中から投入された同選手は、「素晴らしいプレーをみせていた。キープ力があり、テクニック面でも対人戦でもよかったよ」と指揮官。

 トリッソは「本当にとても嬉しいんだ」と、復帰戦について喜びをみせ、「ちょっと、泣けてきたところもあったくらいさ」とも吐露。「とても感情的な1日になったね」と、辛いシーズンを優勝という幕切れで見事に自身で飾ってみせた試合を振り返った。 
 
 


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