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2019年06月03日

ヨアヒム・レーヴ監督「クラブは一体、何が目的なのかを考えるべき」

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 今年の8月2日に、ドイツ代表監督15年目を迎えることになるヨアヒム・レーヴ監督。頂点を極めた時も、そして逆に先日のロシアW杯のように辛い経験を味わったこともあったが、特にその後から取り組みがなされている、ドイツ代表の世代交代について「以前ならば我々は、試合の流れで3・4点とって勝利すりょうな試合もあったのだが、このチームはまだ若い。そこまでの安定感も確信もまだ育みきれていないよ」との考えを示した。

 そんななかで、ジョシュア・キミヒは代表では、クラブでプレーする右サイドバックではなく、ドイツ代表ではボランチとして起用。このことについてレーヴ監督は「彼の食らいついていく、守備的な姿勢というのは、それまで我々には欠けていたものだったんだ」と説明。またマリオ・ゲッツェの代表招集を見送ったことについては「彼が後半戦で再び好印象を残したことは本当に嬉しく思う。これからも彼のことは視野にいれている」と述べている。

 その一方でレーヴ代表監督の視線は、ブンデスリーガで続いた監督交代へと向けられており、「クラブは一体、何を目的にしているのか自問自答すべきだろう。何を監督に求めているのか?そしてその哲学とはいったい何なのか?だからこれほどの多くの入れ替えが行われる結果なってしまったのではないか」と語り、わずか4試合で判断がなされてしまうような風潮に対して「監督に対して敬意に欠けているというものだろう。常に監督へ疑問の目を向けるようならば、それはチームに対して示す威厳にも影響を及ぼすものだ」と持論を展開した。
 


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