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2019年07月15日

バイエルン加入のパヴァール、ポリバレントさをアピール

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先週金曜日にバイエルン・ミュンヘンは、今夏に加入した新戦力、ベンジャマン・パヴァールの入団会見を開いた。昨夏にはフランス代表の主力として、ロシアW杯優勝を果たした同選手。しかしシュトゥットガルトに残留して迎えた昨季では、一転してブンデス2部降格を味わうこととなった。

「クラブへの感謝」そして「W杯優勝」ということから、「自ら残留を希望した」ことを明かした同選手は、2部降格の痛みは「いまだに残っている」とも吐露。ただこれから迎える王者での定位置争いに向けて、「僕はどこでもプレーできる。3バック、4バック、中盤だっていけるよ」と、ポリバレントさもアピールしている。

そして新天地で迎える新シーズンに向けて、「すべてのタイトルを総なめにしたい。僕は貪欲なんだ」と意気込みをみせた23歳のDFは、王者という重圧にも「不安に駆られることはない」と明言。それはワールドカップの舞台でも実証済みだ。

パヴァールについて、サリハミジッチSDは2部降格など「サッカーの酸いも甘いも知っているよね」と述べ、能力についてはポリバレントさに加え、守備への取り組みと、テクニック、力強さについても高く評価した。

サリハミジッチSD「我慢が必要」


またサリハミジッチSDは今夏の補強について「我慢が必要」と強調し、「うちの補強になるからには、特別な選手じゃなくてはならない」との見方を示しており、9月2日の移籍期日最終日までに「今はいくつか取り組んでいるところさ」と述べるにとどまっている。

ただ求める選手像としては、「フレキシブルな選手」とも語っており、出場機会を均等に与えていくことで不満を解消させていきたい考えも述べた。

シュトゥットガルトの若手がバイエルンへ


パヴァールに加えてバイエルンは、さらにシュトゥットガルトから期待の若手選手を迎え入れることになるかもしれない。ドイツU18代表レオン・デジャクだ。すでにブンデスリーガデビューも果たしている同選手に対しては、バイエルンは長期にわたって関心を示し続けており、セカンドトップを本職とする18歳はバイエルンのトップチームの練習に参加しながら、ブンデス3部の下部チームで実戦経験を積んでいくことになりそうだ。なおバイエルンは先日、ハンブルクから同じく期待の若手CFヤン=フィーテ・アルプを獲得したばかり。

ユースのGKコーチにイェンチュが就任


一方でウーヴェ・ゴスポダレクス氏がVfBシュトゥットガルトへと渡ったバイエルンは、その後継者としてジモン・イェンチュ氏を招聘したことを発表した。身長197cmのイェンチュ氏は、1997年から2013年にかけて、カールスルーエや1860、ヴォルフスブルク、アウグスブルクにてプレー。ブンデス通算274試合に出場しており、引退後はデュッセルドルフなどでコーチを務めていた。なおバイエルンではユース、特にミロスラフ・クローゼ監督率いるU17で指導していくことになるという。


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