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2019年08月17日

ドロー発進のバイエルン、レヴァンドフスキ「ルケバキオのゴールがポイントだった」

FC Bayern München
バイエルン・ミュンヘン
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 バイエルンが開幕からつまづきを見せた・・・、それは確かにDFBスーパーカップでドルトムントに敗れ、さらにブンデス開幕戦でヘルタと痛み分けに終わったとしても、まだ時期尚早だろう。ただそれでも勝ち点2を失ってしまったことは、バイエルンにとってはあまりに物足りない結果だ。「我々は明らかに相手よりも上回っていた。この試合は勝利を納めなくてはならないものだったよ」とニコ・コヴァチ監督は試合後、ドイツの国営放送にてコメント。確かにこの試合ではシュート数で17:6、コーナーの数で12:0、さらに支配率でも71%:29%と、スタッツ的には大きく相手を上回った。

 「これもまた、サッカーだ」と、コヴァチ監督。「チャンスはいくつも掴んでいたのだ。そこでもっと明確にしていかなくてはならなかったし、それは実際にできたことだと思う」と苦言を呈している。「チャンスで決めきれず、逆にヘルタがワンチャンスをものにしてしまったんだ」特にどディ・ルケバキオのゴールは不意に決まってしまったものであり、ロベルト・レヴァンドフスキはあれが1つのポイントとなったと見ている。「少しあのゴールでショックを受けたところがあった」そしてわずかその173秒後には、バイエルンはさらにマルコ・グルイッチへと、逆転ゴールを許してしまう。それでもバイエルンは、レヴァンドフスキのこの日2得点目のゴールで同点に。

 この試合について、同選手は「序盤では決して悪いプレーを見せていたわけではなかった。スピードもあったし、得点チャンスもあったよ」と述べつつも、「スピードが落ちていったし、ラストパスがそこまで完璧なものでもなかった」とも指摘。その一方で、バイエルンではこの日、バルサからフィリペ・コウチーニョ、グラードバッハからミカエル・キュイザンスの獲得間近にあることが伝えられたが、以前に補強の必要性を訴えてきたレヴァンドフスキは「(移籍市場が閉まる)9月2日に改めて聞いてくれ。その時に良いチームなのかを話せると思うよ」と述べるにとどまった。


 ただその一方で、そのレヴァンドフスキにグルイッチがPKを献上しての同点弾ということもあり、ヘルタのイビセヴィッチは「常に勝利をおさめたいもの。もちろんこの勝ち点はOKだよ。でもこういう展開だったからね」と金星を逃したことへの失意も吐露。

 PKの判断の是非ではなく、ボールに対してでのプレーではなかったものが試合を決定づけたことに、チョヴィッチ監督とともに悔しさいをにじませた。またその代償を支払うことになった、グルイッチは「ロベルトはとても経験ある選手で、ああいう場面を好む。僕はまだ若く、その経験不足をあの場面にうまく突かれてしまった。」と振り返っている。
 


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