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2019年09月23日

PK譲ったレヴァンドフスキ「コウチーニョにとって大切なゴール」

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2019年のバイエルン・ミュンヘンは、オクトーバーフェストを見事、4−0という形でファンたちへ勝利の美酒を送り届けることに成功した。試合内容もまた、昇格組を相手にシュート数25:14、支配率でも20%以上を上回るなど圧倒。特にPKを沈め移籍後初得点を決めたコウチーニョにとっては、忘れられない試合の1つとなることだろう。

 後半59分に相手選手エヒジブエに足を取られPKを獲得した同選手は、本来ならばこの日2得点をマークしていたロベルト・レヴァンドフスキが蹴るはずだったPKを、「自発的に」譲り受けていたのだ。

 「本当にとても素晴らしい姿勢を示してもらえたと思う。素晴らしい人間であり、移籍後初得点を叶えてくれた選手でもある」とコウチーニョ。一方でそのレヴァンドフスキは「あれは、新加入の選手にPKをプレゼントできる場面だった」と振り返った。
 

 「フィリペにとっては、ここでの最初の得点を決めるということは重要なことだったんだ。自信にもつながるしね。それがうまくいって、嬉しくおもうよ。僕たちはチームとして前を向いていかなくてはいけないし、チームメイトの助けにもなっていかなくてはならないものさ」

 ここまで既に9得点を挙げ、非常に好調なシーズンを過ごすレヴァンドフスキについて、ジョシュア・キミヒはバイエルンのオフェンスを左右する存在であることを強調。ただその一方で問われるレヴァンドフスキの代役候補についても、「ドイツ代表で素晴らしい成績を残した」ミュラーや、ニャブリらの名前を挙げ、「このチームには十分なクオリティが備わっているし、CLタイトル争いも演じられるさ」とチーム力に自信をのぞかせている。


 また同様にドイツ代表についても、ユーロ2020では「タイトル争いを演じられる」との考えを示しており、「W杯優勝戦士の多くが不在だし、僕たちの世代にかかっている」と意気込み。オランダ戦で敗戦するなど「不足しているところはある」が、「全てを批判的に見る必要もない」と語った。

 なおそのドイツ代表ではここのところ、テル=シュテーゲンの発言から、その優勝戦士のノイアーとの話題がヒートアップ、しかしこれについてキミヒは「そこまで悪いことは言っていないと思う」と理解を示し、出場機会がなかったことへの「失意を口にしたんだ」と指摘。だがそれと同時に「今のノイアーの状態なら、ゴールに誰がいるかについて疑問はないけどね」とノイアーへの支持も明確にしている。
 


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