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2019年10月03日

バイエルン、トッテナムに快勝もアラバとボアテングが負傷し帰国

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 火曜夜に敵地イギリスの首都ロンドンで行われたCLトッテナム戦では、セルゲ・ニャブリによる4得点含む、7得点をあげる快勝をおさめ一路ミュンヘンへと戻ってきたバイエルン・ミュンヘン。しかしながらその一行の中には、負傷を抱えて戻ってきた2選手の姿もあった。

 特に相手DFオーリエとの対人戦にて肋骨ぶ打撲を受けたダヴィド・アラバについては、「非常に強い痛みを伴っている」ことが本人の口から明かされており、その結果ハーフタムにて交代を余儀なくされている。「あれ以上は無理だったよ」

 なおニコ・コヴァチ監督はそのオーリエのラフプレーについて、「明らかに退場ものだった」と振り返っているが、しかしながら主審から提示されたものは警告のみとなった。一方でアラバについては、内転筋付近に抱えていた筋損傷から回復を果たしたその矢先での負傷となってしまったのだが、週末に迎えるTSGホッフェンハイム戦までに間にあうかどうかについては、いまだ不透明となったまま。

 同様にトッテナム戦にて先発復帰していたCBジェローム・ボアテングについても、試合後に筋肉系に問題を抱えたことを訴えており、ボアテングとアラバは共に、ミュンヘンへの帰還後に検査を受けて詳しい症状について明らかにしていくことになる。

ニャブリ「まさか4つも同時に・・・」


 なお試合について、コヴァチ監督は試合後「この試合に向けての覚悟はできていたし、それは開始から30分ほどまでに実際に味わったものだった」と振り返り、「イングランドでの戦いではアグレッシブさが求められるものだが、それが不足していたところがあった」とコメント。「それからはとてもいいプレーをみせていたと思うね。後半ではまさに思い描いていた戦いができたよ。」

 主将マヌエル・ノイアーは「接戦になると思っていたし、とてもうれしいね。今日は得点チャンスをうまく活かせた。ただ前半はそこまで圧倒的というわけではなかったよ。むしろリードされてもおかしくなかったと思う」と述べ、4得点をあげたニャブリについては「ゴールへの素晴らしい推進力をみせていたし、見事なシュートを放っていた。左右に関係なくね。ロリスには少し同情するところもあるよ」と評価。またニャブリ自身も「CLでの得点はこの1年半待っていたけど、でもまさか4つも同時に記録するなんてね」と喜びをみせた。

さらなる高みを目指す、ジョシュア・キミヒ


 また先日のパダーボルン戦後には、勝利をおさめながらも「僕たちは求められているもの以下のものをみせている」と苦言を呈したジョシュア・キミヒ。その言葉をサリハミジッチSDも評価し「こういう言葉を口にする以上は、チームを牽引していく存在とならなくては」と期待をかけていたのだが、今回のトッテナム戦については「良いリアクションをみせていたね」と同SDは改めて評価していた。

 しかしながらキミヒ自身は、「自分がそういうことを口にしたからといって、決して自分のパフォーマンスへと影響するものではない」と強調。改めて「そう感じたからそう語ったし、今後もそう感じれば同じことをするだろう。それに今日だって決して、全てがよかったというわけではない」と、これまでと同様、さらに高みを目指す姿勢を貫いている。


 またパダーボルン戦では「不満だった」ことから、トッテナム戦ではティアゴをベンチスタートとしたコヴァチ監督。「他の選手にもチャンスがあるということを示したかった」という意味合いもあったが、後半から投入されたティアゴはバイエルンの中盤を担い好パフォーマンスを披露。「正しい判断だった」と改めて振り返り、「期待していた、いいリアクション」をみせたティアゴへ賛辞をおくった。「彼が後半にみせてくれたもの、それこそが我々が必要としているものでもあるんだよ」
 


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