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2019年11月10日

バイエルン、まだ「しばらくの間」フリック監督体制を続行へ

FC Bayern München
バイエルン・ミュンヘン
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 ボルシア・ドルトムントでの頂上決戦を、4−0と大勝で飾って見せたハンジ・フリック暫定監督。試合後には自身の今後について質問が及び、それに対して明言を避けていたのだが、それからまもなくしてカール=ハインツ・ルメニゲ代表は、引き続きフリック氏が監督へと留まることを明らかにした。

 今週よりニコ・コヴァチ監督が退任となったことを受け、ACから監督へと昇格した同氏は、それから間も無くして行われた、グループリーグ突破がかかったCLオリンピアコス戦、そして週末に迎えたドイツ頂上決戦ドルトムント戦という、高い重圧のかかるホーム2連戦を迎えることに。

 それまでバイエルンが守備に難をみせていた中で、まず初陣で8試合ぶりとなる無失点での勝利。さらにドルトムント戦でも無失点で切り抜け、結果的にGL突破、さらにブンデスでは2位ライプツィヒと勝ち点で並ぶ3位で、今季3度目の代表戦期間を迎えることに成功していた。

 試合後、フリック氏は「この2試合を任せてもらえたことは、大変に光栄なことだ。そしてこれからクラブには、代表戦期間ということで答えを模索していく時間がある。特に話し合いは無いし、私は今晩は、1杯の赤ワインを妻や家族らと共に愉しむつもりだよ。」とコメント。そしてそれから間も無くして、ルメニゲ代表が「これからしばらくの間」フリック氏が監督を担っていくことを明らかにしている。

 「現在、彼は良い仕事をしてくれているし、我々自身、彼に信頼を置いているんだ」さらに「先にこの2試合が1つの区切りであることは伝えていたが、ただその区切りとなった今日の試合で、見事にやってくれたよ。大きな賛辞を贈りたい」


 さらにトーマス・ミュラーは「まず何よりも、チーム全体に賞賛の言葉を贈りたい。フリッツ監督がこの短期間の間で取り組んだこと、オリンピアコス戦の前でも時間は短かったけど、でもうまく実践に移すことができていたと思う。勇気を持ってプレーしていたし、サイドバックの選手が積極的にプレスを仕掛けていたよ」とコメント。

 「こういった週で果敢な戦いという言葉を口にできることは素晴らしいことだと思う。それがブンデス7連覇することの違いなのかもしれないね。ドルトムントがここミュンヘンに来た時には、僕たちは常に果敢な戦いをみせているんだ。」

 そして「メンタリティに関する問題ではない、むしろ今の僕たちがみせている戦い方だ。存在感をみせ、対人戦に積極的に入っていた。立ち上がりから僕たちは勝利への意欲をみせていたよ」と指摘し、「今日は見事な試合だったし、試合に臨む姿勢はオリンピアコス戦から好印象だった。」と語った。
  


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