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2019年11月13日

レーヴ代表監督、バイエルンのフリック暫定監督に「ハンジなら、やれる!」

FC Bayern München
バイエルン・ミュンヘン
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 ドイツ代表のヨアヒム・レーヴ監督は、現在バイエルン・ミュンヘンにて暫定監督を務めるハンジ・フリック氏について、長期的に指揮官を務められる人物であるとの太鼓判を押した。

 「ハンジのことは、非常によく知っている。」火曜日にドイツ代表が集結したデュッセルドルフにて、そう語ったレーヴ氏は「8年に渡って、我々は共に仕事をしてきた仲でもあるし、選手たちも含めて、彼のおかげで多くのメリットを享受できたよ」と評価。

 2006年から2014年に渡って、ドイツ代表のスポーツディレクターとして従事。ブラジルワールドカップ制覇を成し遂げ、有終の美を飾る形で代表を後にしていた。そしてこの夏には、ニコ・コヴァチ監督の願いにより、バイエルンのACへと就任。

 しかしながらそのコヴァチ監督が第10節のフランクフルト戦での大敗で退任となり、フリック氏はそれから1週間のうちに重要な意味をもつ2試合、CLオリンピアコス戦と、リーグ戦ではドルトムントとの頂上対決に臨むことを余儀なくされた。

 「ハンジは選手たちに何を期待しているのか、そこで非常に明確な考えを示すことができる人物でもあるんだ。だから私は最初から、彼が良いスタートを切ることができるだろうという確信をもっていたよ」

 その結果、フリック氏はCLにて16強入りを確定させたのみならず、ドルトムントとの頂上決戦でも4−0と前節の鬱憤を晴らす勝利。特筆すべきは、それまで8試合連続失点中だったチームを、この2試合連続で無失点での勝利に導いていることである。

 フリック氏と電話で話をし、「とっても落ち着いた」印象だったというレーヴ氏は、ルメニゲ代表が「まだしばらく」フリック氏が監督を務める見通しであることを明かしたが、「バイエルンは彼に信頼を寄せることだろう」と述べ、「彼ならやれるさ!」と強調。人間性のみならず「多種多様な経験が非常に豊富であり、素晴らしい見識と、情熱も持ち合わせた人物なんだ」と後押しした。

レヴァンドフスキ、ブンデス史上最多得点記録の可能性も?


 その一方でチームとは対照的に、非常に好調なシーズンを過ごしているのがロベルト・レヴァンドフスキだ。チームの総得点数はライプツィヒと並びトップの数字ではあるものの、その半分以上となる29得点中16点が、レヴァンドフスキにより決められているのだ。果たして1971/72シーズンに樹立された、最多得点記録40を超えることはできるのか?
 
 ルメニゲ代表は「正直、ゲルト・ミュラー氏が樹立したこの記録は、ずっと破られることのないものだと思っていた。しかし今ははじめて、レヴァンドフスキがそれに挑めるプレーを見せている。」とコメント。一方のレヴァンドフスキは今季3度目となる代表戦期間までを振り返り、「この流れは、とても満足だ」と語った。

アルプの復帰が近づく


 その一方でバイエルンでは未来を担う期待の若手FW、フィーテ・アルプの復帰が近づいている。今夏にハンブルクよりバイエルンへと加入した同選手は、下部チームの開幕戦にて後半68分まで出場していたものの、それからは舟状骨の骨折により手術を余儀なくされ、ここまで離脱を余儀なくされているところだ。しかしながら火曜日よりアルプは、負傷以来はじめてとなるチーム練習へと参加。復帰へさらに前進を遂げている。
 


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