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2019年11月16日

バイエルン、ハンジ・フリック氏が「少なくとも年内まで」監督続投

FC Bayern München
バイエルン・ミュンヘン
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 ハンジ・フリック氏が引き続き、少なくとも年内いっぱいまでバイエルン・ミュンヘンの監督として、指揮を執り続けていくことが金曜日の年次総会の席にて明らかとなった。カール=はインツ・ルメニゲ代表は前節のドルトムント戦での勝利後にも、フリック氏が「しらばくの間」このまま指揮官を務めていくとの考えを語っている。

 本来54才のフリック氏は、あくまでニコ・コヴァチ監督解任後の暫定監督として就任しており、後任の就任後には再び元の職務に戻ることが見込まれていたものの、コヴァチ監督退任からの1週間で迎えた重要な連戦、CLオリンピアコス戦とリーグ戦ドルトムント戦では、8試合失点を続けていたチームを無失点で連勝へと導き、CLでは準決勝進出、さらにドイツ頂上決戦を制し代表戦期間へと入ることに成功していた。

 そして金曜日にルメニゲ代表は、改めて「先週土曜日に目にしたもの、それは今シーズンのベストパフォーマンスをみせる選手たちの姿だった。そう思ったのは、決して私一人ではないだろう」と述べ、「このままの戦いを続けていけば、今シーズンはまだ多くの成功を目にすることができるだろう」とコメント。そのための最善の策がフリック氏の一先ずの続投であり、この1週間での成功に「フリック氏に感謝したい」とルメニゲ氏。「決してこれは簡単なことではなかった。そして昨日に年内いっぱいまでとすることを決断した。それはそれ以上に続くことになるかもしれない」と言葉を続けている。

 ハイデルベルクに生まれ、かつてバイエルン・ミュンヘンにて選手として、ブンデス137試合に出場した経験を持つフリック氏は、当時4部TSGホッフェンハイムにて5年に渡り監督を務めた後、オーストリア1部ザルツブルクでのAC時代に、若手発掘の手腕が高く評価され、2006年よりドイツ代表のAC、そしてスポーツディレクターへと就任。6年の就任期間のうちに飛躍を遂げ、2014年にはブラジルワールドカップ制覇という形で有終の美を飾り退任していた。

ルメニゲ代表、フメルスら退団選手に「感謝」


 さらにルメニゲ代表は、昨季限りで退団したロッベン、リベリ、ラフィーニャ、ハメス、サンチェス、そしてマッツ・フメルスに対して謝意を示しており、改めて「マッツから移籍の希望が伝えられ、そしてドルトムントから財政面で見て非常に良いオファーが届いた」と述べ、「この3年間」の貢献に対する感謝の気持ちを語っている。

CL16強敗退も、売り上げは過去最高を記録


 なおこの日は昨季の収支も発表。9月の時点で既に明らかとなっていたのだが、クラブ最高金額となる売り上げと利益を計上しており、昨年よりも14.1%増しとなる、7億5040万ユーロ(前年度6億5740万ユーロ、10年前より約4億ユーロ増)の売り上げと、税引前利益 7530万ユーロ(前年度4620万ユーロ)、税引後利益5250万ユーロ(前年度2950万ユーロ)を記録している。
 


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