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2019年12月01日

フリック体制初黒星も前を向くバイエルン、フラデツキは「片目で」バイエルンと対峙

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 就任から4試合で無失点による4連勝、得失点は16:0と再び圧倒的な強さをみせていたハンジ・フリック政権下でのバイエルン・ミュンヘン。しかしながら週末に行われたレヴァークーゼン戦では、初めて失点を喫しただけでなく1−2と初黒星も許す結果となってしまった。 

 この試合で1356分ぶりとなるゴールを決め、一時は同点にしていたトーマス。ミュラーも「本来ならば、僕たちは3−2や5−3で勝利しても誰も文句は言えない内容をみせていたんだ」と強調している。

 主将マヌエル・ノイアーも「そこまで物足りないパフォーマンスではなかったし、もっと良い結果を得られていたはずだった。これもサッカーだね。運も必要なんだよ。それが今日はなかった。後半ではよかったけど、前半では問題を抱えていたね」とコメント。

 そして「フィニッシュの場面で集中力を欠いていたとまでは思わないんだ。あれだけポストに嫌われていたのだからね。それにフラデツキーの好パフォーマンスも決して無視できるものではない。」と擁護。そして「自分たちが明らかに上回っているのに敗れたほうが、逆の場合よりも良いんじゃないかな」と前を向いた。


 確かにシュート数や支配率でも圧倒したバイエルンでは、ニャブリ、ゴレツカ、そしてレヴァンドフスキのシュートはゴールに嫌われ、さらに前半終了間際に迎えたニャブリ、ペリシッチ、ミュラーが立て続けに得ていた絶好の好機にも、相手GKルーカス・フラデツキーを前にゴールネットを揺らすには至っていない。

 ただ試合後にフラデツキーによれば、「実は、僕は前半で片方のコンタクトレンズを無くしてしまっていてね」とのことで、「ハーフタイムを迎えるまでの20分間くらいは、あまりよく見えていなかったんだよ。だから片方の目だけで、バイエルンを相手に守り抜こうとしていた」とも明かしている。


 今回の試合について、フリック監督は「4連勝中も今回の結果を受けても、決して私は我を失うようなことはない。この試合では2度にわたってうまく対応できないところがあった。意欲や精力性については批判はできないし、観客にとっては素晴らしい試合でもあったことだろう。ただ得点チャンスでケアレスミスがありうまく決めきれなかった。こういう試合で勝ち点を得られないのは残念だね」と総括。

 またルメニゲ代表は、「ひとまず年内まで」と確認がなされているハンジ・フリック監督について、改めて「前半戦の最終戦終了後に、再び話し合いを行うことになる。その時にはその後にも続投する可能性だってあるよ。」と来夏まで続投の可能性についても触れた。「おちついて、話し合っていく」
  


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