ドイツ最大のサッカー専門誌 - kicker日本語版

2019年12月06日

首位グラードバッハ戦に向け、フリック監督はコンパクトさと意欲を強調

  • このエントリーをはてなブックマークに追加


 前節では就任以来初の黒星を喫し、首位ボルシア・メンヒェングラードバッハとの勝ち点差を4とする中で、週末に直接対決を迎えることになるバイエルン・ミュンヘンのハンジ・フリック監督。その肩にはプレッシャーが重くのしかかっているところだろうか?「我々は自信をもって敵地へと乗り込む。選手たちは大きなクオリティをもっており、我々はどんなチームを相手にしても倒す力をもっている」とコメント。「レヴァークーゼン戦では敗戦を喫したが、しかしながら我々の進む方向性の正しさもまた見て取れた。ただ課題もまた見て取れたのも確かだがね」と言葉を続けている。

 特に勝ち点3を得るに至らなかった最大の問題は、シュート数やポゼッション率で明らかにレヴァークーゼンを圧倒しながらも、幾度となくポストに嫌われるなど決定力を欠いてしまった部分にあり、さらに指揮官は「グラードバッハ戦ではレヴァークーゼンの時よりも、タイトにスペースを埋めていかなくてはならないよ。よりコンパクトに構えつつ、それと同時に意欲的に前線から仕掛けていくんだ」と強調。そしてレヴァークーゼン戦よりもミスを減らしつつ、オフェンス面でも意欲的にリスクをかけて試合をコントロールしていきたいところ。

 なおこの試合では長期離脱中のニクラス・ズーレやリュカ・エルナンデスを除く、全ての選手が出場可能の状態にあり、この日プレスカンファレンスに出席していたレオン・ゴレツカについて、「ここのところそのクオリティの高さを示している。ボールを多く奪取して、そのスピードをうまく活かして深い位置に侵入し、うまくプレーをつないでくれている。そして得点力もあるよ」と賛辞を贈ったが、「うちの中盤のレベルは高く、あくまでプレーできるのはそのうちの3人だけなんだ」と言葉を続けた。

 またこの日もいつもと変わることなく、フリック監督に対しては自身の今後についての質問が及んでおり、ここのところは来夏よりパリ・サンジェルマンのトーマス・トゥヘル監督を招聘し、フリック氏がサポート役に回る可能性が噂として浮上しているところだが、フリック氏は「トーマスのことは、ドイツでベストの監督の一人だと思っているし、彼のアプローチには好印象をもっているよ」とコメント。

 そして改めて、週末に控える首位グラードバッハとの頂上決戦にむけて「グラードバッハのプレーというは、見ていて良いものだ。彼らはオフェンスでダイナミズムをもち、非常にスピード感あふれるプレーを展開する。」と説明、特にマーカス・テュラムに対して「危険な雰囲気を醸し出す選手だ」と称賛している。
 


  • ブンデスリーガ・各チーム情報