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2019年12月11日

バイエルンはレヴァンドフスキ依存症?ミュラー「他の選手も名乗りをあげないと」

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 レヴァークーゼン戦で1−2、そしてメンヒェングラードバッハ戦でも1−2、2試合続けて敗戦を喫したバイエルン・ミュンヘンでは、そのいずれの試合でも得点王レヴァンドフスキが無得点に終わっている。果たしてバイエルンはあまりに多くポーランド代表主将に依存しすぎている所があるのだろうか?
 
 チャンピオンズリーグGL最終節トッテナム戦を前日に控え行われた会見で、トーマス・ミュラーは「この2試合を見れば、そう考えてしまうものだろうね」と述べ、「確かに僕たちは得点で不足していたところがあるし、誰もそこで救いに入ることができていなかった」とコメント。ただその中でもミュラーはレヴァークーゼン戦で同点弾、またペリシッチはグラードバッハ戦にて先制点を決めている。しかしいずれの試合でもわずか1得点のみに終わっており、決定機で「うまくタイミングが合わず」にチャンスを逸する場面が目立った。「これは自ら省みていかないと」

 その一方で今シーズンのロベルト・レヴァンドフスキは、ここまでリーグ戦14試合で16得点をマーク。チームの総得点35点の半分近くを生み出しており、無得点に終わったのはこれまで3試合(デュッセルドルフ戦、レヴァークーゼン戦、グラードバッハ戦)しかない。本来ならばバイエルンには得点力を期待される選手が控えているはずであり、「もっとチームの中でオプションが増えれば良い事なんだけど」とミュラー。「他の選手たちもここに名乗りを挙げていく必要があるし、そのためには少しプレーを変えていかないといけないのかもしれない。」との見方も示している。

キミヒは右SB?ボランチ?


 果たしてハンジ・フリック監督はトッテナム戦にて、どのような布陣で臨むことを決断するのか?そこでの注目ポイントの1つが、むしろ守備的ポジションのジョシュア・キミヒだ。就任から3試合ではいずれも中盤で起用していた指揮官だが、週末のグラードバッハ戦では右サイドバックとして起用。この理由について「相手の事があったのでね。サイドバックからプレッシャーをかけてくる傾向があるし」と説明。「そこで状況の打開を図ったし、実際に60分くらいまではうまくいっていたよ」と語った。

 サイドバックとしてのキミヒはオフェンス力を更に増していく存在であり、ウィングと共に数的有利を作りだし、さらに危険なセンタリングも供給する。かたやボランチとしてのキミヒは、中盤で統率をはかり、チームのペースメーカーとしての役割をこなす。「非常に明晰なプレーをしてくれるんだ」と指揮官。特に「ボールを奪ってからのオフェンス」への展開に賛辞をおくっており、それをバイエルンは求めるポジション、サイドや中盤で自由に配置することができること。ただ課題としてはそこに継続性をもたせチーム全体として息を合わせていくことであり、それができればキミヒの価値は更に増していくことだろう。

【開催日時】2019年12月11日21時0分〜(日本時間29時)

バイエルンの先発予想:ノイアー – パヴァール, マルティネス, アラバ, デイヴィース – キミヒ – ニャブリ, ゴレツカ, コウチーニョ, コマン – レヴァンドフスキ
 
トッテナムの先発予想:ガッザニーガ – ウォーカー=ピータース, フォイス, フェルトンゲン, B. デイヴィース – シッソコ, ダイアー, ロ・チェルソ – アリ, スキップ – パロット
 


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