ドイツ最大のサッカー専門誌 - kicker日本語版

2019年12月16日

コウチーニョの一人舞台でバイエルン圧勝も、まだ課題も見え隠れ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加


 週末に行われたヴェルダー・ブレーメン戦では5得点に絡む活躍をみせるなど、まさに独壇場を演じて見せたフィリッペ・コウチーニョ。その1点目は、ブレーメンにリードを許したまま迎えようとしたハーフタイム前での貴重な同点弾であり、さらにそのロスタイム中にレヴァンドフスキへ逆転弾をアシスト。後半63分には試合の大勢を決める3点目を自ら決めており、75分には今度はミュラーにアシスト。最後は78分にハットトリックという形で自ら締め括った。

 ハンジ・フリック監督は、試合後「スタジアムに足を運んでいただいた皆さんが、この試合を大いに楽しんでくれたと思う」とコメント。そしてコウチーニョが披露したパフォーマンスについて、「まさに一流」と賛辞を送っており、ハサン・サリハミジッチSDも「今日は改めて彼のもつ力を目にすることになったね。解き放たれた彼を目にするのは嬉しいものだ」と言葉を続けている。

 さらにフリック監督は、「この試合で何よりも嬉しく思うのは、チーム全体が彼を心から祝福している様子を目にすることさ」と強調。そしてダヴィド・アラバはプレー自体においても「自分たちの良いところをチームとしてみせることができていたし、前半のうちに試合をひっくり返すことができていたんだ」と胸を張り、「これから控えている試合でも、今日の僕たちが示して見せたものを継続していきたいと思う」と意気込みをみせた。


 特にこの試合でバイエルンは、「開始10分は得点チャンスも多かったけど、ここのところと応用に決めきれなかった」(ノイアー)ものの、最終的には15度の得点チャンスでそのうち6本を得点へと結びつける決定力をみせており、「ゴールへの貪欲さが見て取れたね」とノイアー。ただ立ち上がりでは守備面でも、マン・マークで相手に主導権を握られる場面も見受けられており、さらにパスワークでの正確さなどまだまだ課題も。ただクリスマスを迎えるまでの年内残り2試合を勝利で飾り、それから冬季休暇期間へと良い形で入っていきたいところだ。
  


  • ブンデスリーガ・各チーム情報