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2020年01月08日

バイエルン復帰のカーン氏が会見

FC Bayern München
バイエルン・ミュンヘン
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  火曜日に行われたバイエルン・ミュンヘンのプレスカンファレンスでは、注意深く見守っていた者ならばカール=ハインツ・ルメニゲ氏の不在を不思議に感じたことだろう。2020年より役員として復帰したオリヴァー・カーン氏の横には、病気を患った代表取締役の代わりに、ヘルベルト・ハイナー新会長の姿が見受けられた。

 バイエルン・ミュンヘンが歩み続ける成功の奇跡を、これからも描き続けていくというタスクを担うことになるカーン氏は、これを「非常に刺激的」とみて「特別な挑戦だ」と表現。だが今後について、自らへの期待感についてもしっかりと見定めており、まず「バイエルンのDNAが私には深く刻まれている。」とコメント。

 その体に「バイエルンの血」が流れる『タイタン』(カーン氏の異名)は、まずはカタールにて合宿を行うチームと知り合うことから始めることになり、「選手というのは居心地の良さを感じなくてはならないもの。そこには話し合いも含まれる。そういった事がこれまで、他の欧州のクラブとの違いだった。選手たちはこのクラブにいることの意義を理解している」と強調している。

 さらにカーン氏は、育成についても重要視しており「トップチームへと導いていくことは、チームを代表する選手を手に入れるという意味でもあるんだ」とコメント。当然ながら話題は、ニューベルとノイアーにも及んでおり、元ドイツ代表GKはニューベルを「いいGK」と評し、獲得を「クレバーな判断」と称賛。その上で「ニューベル自身、バックアップに周りノイアーから学ぶ姿勢をもっているのだから」と当たり障りなく返答した。

 バイエルンがカーン氏に求めるものは、バイエルンのDNAであり、現役時代や引退後を通じての同氏が培った専門知識であり、そして「彼の分析能力を我々は高く評価している」とハイナー会長。加えてその野心でも知られたカーン氏は、チームの目標について「バイエルンならば常にトップを狙う」と宣言。「リーグ8連覇」の言葉を口にするなど、現役時代さながらに「もっと、もっと」という姿勢が見受けられている。「だがミーティングで激昂するようなことはないよ。選手時代では気迫はよくとも、今は必ずしも良い事というわけではないからね」
  


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