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2020年01月14日

シャルケの元マネージャー「バイエルンはドイツ国内に金を払わない」

FC Schalke 04
FCシャルケ04
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 30年ちかくに渡りサッカービジネスに関わり続けてきたクリスチャン・ハイデル氏にとって、2019年2月よりこの世界から離れ続けていることは自身にとって新鮮味のある経験だ。kickerとのインタビューの中で、同氏は今もなおシャルケの試合が行われる際には、「シャルケのユニフォームへと身を包み、テレビの前に座って応援している」とコメント。

 昨年12月の時点では、シャルケの管理委員会が代理人の設置を希望するなど、クラブとの間で亀裂が生じているのではないかとの憶測も流れたが、「相談役会からの支持を受けていた」と明かし報道内容を否定。むしろ「2018年夏にヨナス・ボルト氏をSDとして招聘するよう、私から提案していたんだ」と、当時について語った。

 「レヴァークーゼンとの契約の関係から、そのことは冬へと繰越となり、そこで我々はボルト氏と非常に良い話し合いを行えていたんだよ。そして彼から前向きな答えももらっていたんだ」しかしながら、12月に入り「シャルケが、ドルトムントのマティアス・ザマー氏のようなポジションの必要性が議論となった。それに私は反対の姿勢を示した」ことで、最終的に自ら退団へと至ったことを明かしている。

 その一方でハイデル氏に対しては、2018年夏にレオン・ゴレツカが無償で、バイエルン・ミュンヘンへと移籍したことに批判の声もあがったが、このことについては「バイエルンは残念なポリシーをもってしまっている。ドイツの移籍市場ではお金を支払わないようにしているのさ」とコメント。

 つまりは活躍をみせた選手に対して、「非常に早い段階のうちに、アプローチを仕掛けていき、それによって移籍金が発生しないようにして獲得を目指している。」と批判。「そのこと自体に正統性のあるものかどうか、周囲の人々にとってはあまり気になるものではないようだが、ただその一方でバイエルンは、例えばエルナンデスのように海外に対しては巨額の投資を行っている」と言葉を続けている。

 「批判の声には、もはや笑うしかないさ。私は残留に向けて最大限努力をした。だが、全くチャンスがなかったのさ。お金の問題はどうしようもない。マティプ、コラシナツはどこにいった?リヴァプールやアーセナルだ。そしてバイエルン。財力が別次元のクラブだよ。シャルケにチャンスなど皆無さ。それが今、ニューベルにも実際に起こっているだろう?」
 


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