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2020年01月18日

バイエルン:危機的状況は若手へのチャンス

FC Bayern München
バイエルン・ミュンヘン
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 日曜日に行われる後半戦初戦、ヘルタ・ベルリン戦に向けたバイエルン・ミュンヘンの選手起用法はまだ明確とはなっていない。前半戦最終節直後に鼠蹊部を手術した、ロベルト・レヴァンドフスキについてはまだ万全ではないものの「ほぼ100%の状態」とフリック監督。しかしながらアキレス腱に問題を抱えたセルゲ・ニャブリについては、少なくとも先発起用は時期尚早であり、加えてキングスレイ・コマンは負傷のため欠場を余儀なくされるところだ。

 しかしながらそれでもバイエルンにとっては、むしろディフェンス面の問題の方が大きい。センターバックを本職とする選手はジェローム・ボアテングただ一人であり、加えてジョシュア・キミヒは今節は出場停止。新戦力はまだ迎えるには至っておらず、「焦って獲得するようなことはない」と指揮官も強調した。

 だがそんな危機的状況も、若手選手にとってはチャンス到来という見方もできる。実際に昨年末では、若手FWザークツィーがジョーカーとしてチームを救う得点を決める活躍をみせ、それ以前にも左SB不在の中でアルフォンソ・デイヴィースが、その後に定位置を確保するに至る飛躍をみせているところだ。

 そして今回では出場停止にあるキミヒの代役として、ミカエル・キュイザンスがチャンスを手にする可能性もあるだろう。今冬の準備期間での成長にはフリック監督も目を細めているところであり、まだスピード面やテクニック面でのミスなども課題もあるが、それでもこの状況からアピールの機会を得るかもしれない。

 その一方で金曜日にバイエルンは、Aユース所属の3選手とプロ契約を結んだことを発表。17歳のジェイミー・ローレンスと、モリッツ・モザンドル、そして16歳のダヴィド・ヘロルドは、それぞれ2022年までの契約にサインした。バイエルン・キャンパスのザウアー代表は「才能ある若手」との契約に「伸び代をもっているし、次のステップをバイエルンで行いたいという気持ちが嬉しいね」と喜びを述べている。
 


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