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2020年01月23日

後半戦初戦から見てとれた、バイエルンの4つのポイント

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 確かにバイエルン・ミュンヘンは、後半戦初戦を白星で飾ることに成功した。元指揮官ユルゲン・クリンスマン監督率いるヘルタ・ベルリンを相手に、圧倒する形で4−0と結果を残したこの試合から、首位ライプツィヒを追撃するにあたり見て取れた4つのポイントを見ていこう。
 
ポイント1司令塔

 辛抱強く戦い続けたこの前半、試合後にトーマス・ミュラーは「ヘルタを疲弊させた」と振り返っているが、特に相手からのプレッシャーを受ける試合展開だったという訳でもない。そんな中でティアゴは、前半から精力的なプレーをみせ、司令塔としてバイエルン攻撃陣を指揮。決して華々しいという訳ではないが、正確なパスで展開し、今冬のキャンプでも順調に過ごしたMFはアグレッシブに対人戦へと臨む。一貫性をもったディフェンスと、見事なフリーキックによるゴールなど、攻守にわたり活躍をみせた。

ポイント2:決定力

 昨夏より加入するも、前半戦ではそこまで期待に応える活躍は見せられていなかった、イヴァン・ペリシッチ。ただこちらも今冬のキャンプでは好印象を残しており、フリック監督がオフェンス面で足捌きのトレーニングを行うと、そこで決定力を披露。後半戦初戦でもミュラーのアシストからきっちりとゴールにつなげており、特にウィングで負傷者を抱えるチーム事情を思えば、この活躍はより重要な意義をもつ。

ポイント3;タフさ

 この日も左サイドバックでは、アルフォンソ・デイヴィースがプレー。19歳のオフェンシブ・プレイヤーは、バイエルンのチーム事情からSBとして起用されると、今やチームにとって欠かせない存在に。仮に相手に出し抜かれても、その持ち前のスピードとタフさをもって相手に食らいついていき、エルナンデスの離脱の穴埋め以上の頼れるパフォーマンスをみせているところだ。

ポイント4;頼りがい

 もう一人、頼りがいのあるパフォーマンスをみせたのが、ロベルト・レヴァンドフスキである。前半戦最終節後に鼠蹊部を手術し、今冬のキャンプには参加せず回復へと努めてきたポーランド代表主将は、今回の試合では特に出遅れなどの問題はみられず、PKという形でこの試合も得点をマーク。ブンデスリーガ得点ランキング首位タイに立っており、試合前にフリック監督が口にしていた「頼り甲斐」を改めて発揮してみせた。
 


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