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2020年01月27日

ミス露呈のシューベルトを、ノイアーが擁護「誰もが通る道」

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 別の言い方をするならば、先制点を許した場面、そして最後の5失点目の場面を除くならば、この日シャルケの先発GKを務めたマルクス・シューベルトは、むしろ好パフォーマンスをみせていたといえるだろう。バイエルンへの今夏移籍で揺れるニューベルが出場停止のため、代役を務めた若手GKだったのだが、しかしながらミュンヘンの地で2つの致命的なミスをおかす結果となってしまった。

 「ただ事実としてシューベルトは、非常に力強くゴールを守る姿をみせてくれていた。しかしながら2失点に関与してしまったんだ。これについては言い訳のできるものではないが、ただ我々はしっかりと、彼がみせた良かった部分、そしてそうではなかった部分というものを見極めている」と、ダヴィド・ワグナー監督はスカイとのインタビューにて強調。果たしてニューベルが出場停止明けとなる次節の起用はどうなるのか?このことについては「来週みていくことになるさ」と述べるにとどまっている。
 
 「シーズンのうちにこのような敗戦を2度ほど味わうのであれば、それはまだ甘受できるものだろう。これまでの自分たちの仕事やここまでの結果、選手たちがみせているパフォーマンスといった部分について自信をもてている。今は今回の敗戦を教訓とすること。決して喜ばしいことなどないが、若手中心のこのチームがここまで見せている戦いは楽しめるものであり、これまではしっかりと勝ち点を積み重ねることもできている。それにこういったことも成長のなかでは、つきものさ」


 それはおそらく、マルクス・シューベルト自身についても言えることだろう。かつてシャルケで主将も務めた相手GKマヌエル・ノイアーは、あらためてシューベルトについて「素晴らしい好セーブだって幾つもみせていた、そのことは決して見逃してはいけないこと」と強調、「基本的に若手GKにとっては良いことだ、こういう経験をするということはね。誰もが経験してきたこと。それに仮にシューベルトが最高のパフォーマンスをみせていたとして、結果は変わることはなかったさ」と擁護している。これにはシャルケのリーター氏も「シューベルトが敗因ではない」と述べ、「チーム全体として、今日はシーズン最悪のパフォーマンスだった」と振り返った。


 逆にこの試合でも得点を決め、今季4得点目をマークしたアシスト王、トーマス・ミュラーは「チームが4・5点決めれば、僕の得点の可能性も出てくるというもの」と笑顔で冗談を述べ、また首位ライプツィヒが敗戦していたことで「いつも以上に力が出せたところもあったかもしれない」とコメント。

 ただそれでもハンジ・フリック監督は「今回の我々のプラス材料としては、再びアグレッシブさをもって守備に勤しんでいたことだ。例えばそれは、ティアゴのゴールシーンでのボール奪取からのプレーにもいえることだね」と振り返り、勝ち点差1に迫ったことには「もちろん追われる側の方が望ましいが、ただ今は追いかける側として戦い続けていくのみだよ」と強調している。
 


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