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2020年02月12日

ボアテング、代表復帰の声がかかれば「断る理由はない」

Germany
.ドイツ代表
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 先日にドイツ代表ヨアヒム・レーヴ監督は、元ドイツ代表SDハンジ・フリック監督の下で復活を遂げた、トーマス・ミュラーの代表復帰の可能性についてほぼ除外する考えを示しており、ミュラー自身も「ユーロには全く興味はないね」と語っていたのだが、しかしながら同じ状況にあるジェローム・ボアテングの考えは少し異なるようだ。

 「ドイツ代表監督は非常に明確に、彼が若手選手と共にユーロへと臨みたい考えを示していたように記憶している。それはリスペクトしなくてはならないものだと思うよ」と、SIDとのインタビューに対してコメント。「でもサッカーの世界は読めないからね。いつかチャンスがあれば、それを断る理由も特にないさ」と言葉を続けている。

 構想外となったことについて、レーヴ監督に対するわだかまりは「一切ない」と明言する同選手。「彼と話し合いをしたし、僕は人間としても監督としても評価している。共に多くの成功を収めてきたし、選手として彼の下で成長を遂げた。だから全く問題なんてないだ」と説明した。

 ただその一方でドイツ代表では、ニクラス・ズーレが前十字靭帯断裂によりユーロの出場が危ぶまれている状況にあり、かつての守備の要からみて、ドイツ代表守備陣の立て直しを担える存在は誰か?「アントニ・リュディガーだね」とボアテング。「彼はチェルシーで守備の要として活躍をみせており、どんどん良くなっている」と強調し、「レーヴ監督にとって非常に重要な選手の一人だと思うよ」との見方を示している。

 
 また先日のドイツ杯16強にて、古巣ヘルタのジョーダン・トルナリガが、シャルケの一部のファンから人種差別行為を受けたことについて、ボアテングは「ショックだったし、心が痛かった。ジョーダンと連絡をとり、ベルリンで会うつもりだよ。ドイツでこのような事が起こってしまったことはとても悲しいね」とコメント。

 さらに自身にも似たような経験があったかについては、「そうだね。ウォーミングアップの時とか」と明かし、実行者の発見は困難だが「決して良い気分のものではない。ファンや近くの人たちの協力」を訴えた。「本当にあれは最悪な気分を与えるものだよ。将来のことも考えないと。僕にも子供がいるんだ」
 


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