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2020年02月27日

バイエルン、レヴァンドフスキ離脱の穴埋め策は?

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 先日行われたチャンピオンズリーグ16強FCチェルシーとの初戦にて、1得点2アシストの大活躍をみせるも負傷を抱え、これから1ヶ月にわたり離脱を余儀なくされることが明らかとなった、ロベルト・レヴァンドフスキ。チームの大黒柱を失ったバイエルン・ミュンヘンのハンジ・フリック監督は、果たしてこの苦境をいかにして乗り越えていくのか?

 まずそこでオプションとして考えられるのが、セルゲ・ニャブリである。今回のチェルシー戦でも、レヴァンドフスキのアシストから2点を決めるなど、その決定力は既に実証済みだ。なお今季のドイツ杯2回戦ボーフム戦にて、ニャブリは30分に渡りトップの位置でプレー。当時のコヴァチ監督は後半からレヴァンドフスキを投入し、終了間際にニャブリは起死回生の同点弾を決めなんとか勝利へと持ち込んだ。

 もう一人今季代役を務めたのが、トッテナムとのGL最終節にて出場したペリシッチだが、しかしながら同選手に関しては足首の骨折から復帰を目指しているところであり、フリック監督は今回の試合ではオプションとして加えることはできない。さらに後半戦だけで6得点に絡むトーマス・ミュラーも、候補として挙げることができるだろうが、しかしながらむしろトップ下やウィングの方がより効果的だと言えるだろう。昨年4月にもトップで出場したが、得点を決めたのはニャブリと同様、レヴァンドフスキが投入された後のことだった。

 ミュラーは高身長ではあるものの決して典型的なCFタイプとはいえない。それは他の2選手についても同様に言えることであり、バイエルンに控える典型的CFタイプとしては、ジョシュア・ザークツィーやフィーテ・アルプら、若手選手の名を挙げることになる。特にザークツィーについては、昨年末にジョーカーとしての活躍をみせてはいるものの、戦術理解度とプレスいう部分でまだ難が残る。また今季は負傷に泣かされるアルプと同様に、まだ経験値というところでも不安は否めず、ザークツィーはまずはジョーカーとしてオプションということになるだろう。
 


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