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2020年04月02日

サネはバイエルン移籍へ消極化?ヴェルナーの評価は高まる

RB Leipzig
RBライプツィヒ
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 拡大の一途を辿る新型コロナウィルスの影響により、全てが不透明で、かつ混乱した状況が続いているサッカー界。これは現在中断されている2019/20シーズンのみならず、今夏の移籍市場においてもさして変わることはないだろう。

 そんな中、長きに渡りバイエルンとの繋がりが指摘されてきた、マンチェスター・シティ所属リロイ・サネについては、バイエルン側ではそのメンタリティに対する疑問が指摘されており、特にバイエルンではその内面性:お金ありきではなく、クラブとのチームワークとサッカーに対する向上心が求められているのだ。

 確かにサネはバイエルンに対して、2度移籍に向けてイエスの返答を送っている。しかしながらそれを突如破棄し、新たな交渉を望んだことにバイエルンの首脳陣たちは懐疑的に見ているところ。果たして高額な移籍金を投資すべきなのか?仮に削減されたとしてもその金額は?8000万?6000万?それとも5000万ユーロなら?

 特にこれほどの移籍金の投資ということになれば、バイエルンにとっては今夏の大目玉の獲得ということになり、それ以外の選手の獲得に向けての選択肢が狭まることにもなる。そしてサネの関係者によれば、サネ自身、バイエルンへの移籍の希望は薄くなってきているようだ。

 それでは同じくドイツ代表FW、RBライプツィヒ所属ティモ・ヴェルナーはどうか。昨夏には移籍金2500万ユーロでの獲得が可能であったものの、コヴァチ元監督とサリハミジッチSDはこれに反対する形で実現することはなかったが、ただヘーネス会長とルメニゲ代表は前向きであり、今もまたヴェルナーとのコンタクトは完全に切れたわけではない。また今季途中から指揮を執るフリック監督は、ヴェルナーのプレーと人間性を好意的にみている模様。

 またヴェルナーの獲得に際して、サネとは異なり移籍金交渉で頭を悩ませることはない。ライプツィヒとの契約には例外条項が引き続き付随しており、今夏にも5000〜6000万ユーロほどで獲得が可能だ。さらにヴェルナーに関しては、センターフォワードとしてもプレーが可能であることから、現在ブンデス得点王を争う両者を入れ替わりでトップの位置で起用することも可能となる。
 


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