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2020年04月02日

オリヴァー・カーン、コロナ危機は「映画でしか知らなかったような惨劇」

FC Bayern München
バイエルン・ミュンヘン
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 今年の1月よりオリヴァー・カーン氏は、バイエルン・ミュンヘンの役員として、久々にブンデスリーガの舞台へと復帰した。だがそれから間も無くして、新型コロナウィルス蔓延という未曾有の危機へと陥っており、通常の業務を行うことなどままならない。「当然のことだ」と、クラブ公式にてこれを認めた同氏は、「バイエルンでの新たな役割を担うにあたり、このような事態へと取り組むことは想定外だった。しかし私はこれを受入れ、そして立ち向かう。他の全ての人たちと同様にね」と言葉を続けている。

 その一方でバイエルンでは、選手たちやコーチ陣、さらには役員も報酬の2割を返上することを発表しており、カーン氏もまたその一人だ。「今、我々はこれまでにないほど結束している」と語ったカーン氏は、この行動は「我々の職員、所属するクラブに起こっていることは、決して他人事のようには考えない」というシグナルでもあるとも強調。

 そして「日々、バーチャルミーティングを行っているし、この特別な状況を取り仕切るグループを設置して、全ての役員やディレクター、クラブ関係者全てと密接にコンタクトが取れるようにはかっている」ことも明かしながら、まずは何よりも健康であることが最優先と指摘。その中で「映画でしか知らなかったような惨劇」である、この「コロナ危機によるダメージを最小限に食い止める」ための戦いへ挑んでいく。

 「これは我々にとっての1つの試練であり、そこで我々はクラブとして、皆と共に、この変化にどう対応するかが問われることになる。もしもこの危機を乗り越えた暁には、きっと我々はひとまわり逞しさを増していることだろう」
 


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