ドイツ最大のサッカー専門誌 - kicker日本語版

2020年04月08日

ミュラーに続け。フリック監督、クローゼ氏やノイアーらの残留にも期待

  • このエントリーをはてなブックマークに追加


 バイエルン・ミュンヘンにて行われた、はじめてのデジタル・ビデオカンファレンスにて、先日に契約を2023年まで契約を延長したハンジ・フリック監督に対しては、数多くの質問が寄せられており、そのなかではバイエルンにてU17の監督を務める、ミロスラフ・クローゼ氏の今後についても話が及んだ。

 ワールドカップ歴代最多得点記録を誇る稀代のストライカーは、ここ2シーズンに渡りU17にて指導を行っているところであり、昨年11月にフリック監督が昇格した際には、アシスタントとしての候補にもあがったものの、シーズン中でのコーチの大幅な入れ替えを避けるためにも見送った背景がある。

 そんなクローゼ氏との契約期間は今季いっぱいまでとなっており、ブンデスリーガの他クラブからの関心も寄せられているところ。つまり可能性としては、バイエルンへアシスタントとして残留する、もしくは他クラブにて監督、またはその前提としてコーチ就任をするということになる。kickerに対してクローゼ氏は、「いろんなこを考えられる」としつつも、「今はまだ何も決めていないよ」とも強調した。「楽しみに待つことになるさ」

 そんなクローゼ氏について、ドイツ代表時代で8年に渡り知る仲でもあるフリック監督は、「忠義に厚く、非常に共感が感じられる」と評価。内面戦についても賛辞を送っているところであり、来季以降もバイエルンに残留することはよく想像できるとの見方を示している。「ミロは、我々コーチ陣のために、より豊かにしてくれる存在なんだ」と、語った。


 その一方でバイエルンではこの日、契約を2021年まで残していたトーマス・ミュラーとの延長を発表。さらに2021年まで契約を残す主力選手は複数存在しており、例えば守備の要となったダヴィド・アラバについては「見事な活躍をみせている」と称賛。ティアゴについては「特別な高いレベルでプレーしている」と述べ、ミュラーの流れに追随することを期待している。

 さらに守護神マヌエル・ノイアーについても、2021年まで残される契約の延長を目指しているところだが、しかしながら長期契約を臨むノイアーと折り合いがつかずに合意までは至っていないところ。フリック監督は「マヌの能力については常にはっきりと口にしていること。長い間知っているし、彼もバイエルンで何を手にしているかわかっているさ。」と語った。「彼の延長で喜ぶのは、決して私一人ではないよ」
 


  • ブンデスリーガ・各チーム情報