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2020年05月01日

バイエルン:3人の離脱選手と、不測の事態向けの7人の若手選手

FC Bayern München
バイエルン・ミュンヘン
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 既報通りブンデスリーガ1部・2部のクラブでは、チーム練習再開に向けて最初のコロナ検査が行われた木曜日、アンゲラ・メルケル首相やドイツ各州知事らはブンデスリーガ再開に向けて協議。フランスのリーグアンの中止が明らかとなった中で、その判断に注目が集まったが、最終的に5月6日へと判断は先送りとなった。ただ確かなことはブンデスリーガが再開される場合、おそらくは過密スケジュールによる日程編成が見込まれ、特にそれに慣れたバイエルン・ミュンヘンにとっては有利とも言えるかもしれない。

 再開時の定位置争いにまで言及することは、まだ時期尚早である感は否めないところだが、ただそれでも2ヶ月の中断期間にあってもさほど大きな変化が見られることはないだろう。GKノイアー、DFは右からパヴァール、ボアテング、アラバ、デイヴィース、キミヒとティアゴのダブルボランチに、オフェンスではレファンドフスキの背後をミュラーとニャブリ、復調したコマンがコウチーニョに代わり固めることだろう。さらにDFにはエルナンデス、MFにはゴレツカ、FWにはペリシッチらも控える。

 また医療関係者の間では、長期間に渡り密に準備期間を行えないままリーグ戦へと突入した場合、負傷のリスクが高まることへの警鐘を鳴らしているところだが、ただこれについても代表選手を数多くバイエルンにとっては、経験という点で一日の長があるといえるだろう。それでも長期離脱中のズーレ、手術を受けたトリッソやコウチーニョらの離脱もあり、再開にむけてタスクフォースが助言する選手層の厚みという点では一抹の不安は覚えるかもしれない。

 それでもバイエルンにとってはさほど大きな問題でもないだろう。フリック監督が昨年11月に監督へと就任して以降、これまでザークツィーやマイ、シンやダジャク、バチスタ・マイアーら多くの若手選手が、大なり小なりトップチームの練習にも試合のメンバーにも入っており、必要に応じて数的穴埋めを行うことは可能。ちなみにザークツィーは3得点をマーク、マイは短時間ながら2試合に出場し、シンは1試合。後者2選手はまだ出場機会を待ちわびているところ。さらにバイエルンではフィーテ・アルプやミカエル・キュイザンスといった若手選手も控える。
 


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