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2020年05月18日

バイエルンのルメニゲ代表、独サッカー連盟会長の発言に苦言

FC Bayern München
バイエルン・ミュンヘン
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 バイエルン・ミュンヘンのカール=ハインツ・ルメニゲ代表はスカイとのインタビューにて、ドイツサッカー連盟フリッツ・ケラー会長の発言に「苛立ちを覚えた」ことを明かし、さらに「大衆主義者」と揶揄した。同会長はドイツのシュピーゲル紙とのインタビューの中で、一部選手に対して「高慢だ」と主張。

 これにルメニゲ代表は、「そもそもケラー会長は、こういった事について非常に真摯に評価する人物だから」と驚きを隠せず、その上でドイツサッカー界における問題はドイツサッカー連盟へと向けられるものであり、連盟としてはそこで仕事をすべきと強調。今は女子サッカーや3部の再開に集中すべきと釘を刺している。
 
 確かに現状において模範的な行動ができていない選手が見受けられるところもあるが、しかしあくまで彼らは例外的であり、ルメニゲ代表はジョシュア・キミヒやレオン・ゴレツカの名前を挙げ、彼らがコロナ対策のための基金を設立したことなど、連盟には良い面についても強調してもらいたいとの考えを示した。

 ケラー会長はシュピーゲル紙とのインタビューの中で、サッカー選手も含めた金持ちの「札束を見せびらかすような姿勢」を挙げて苦言を呈しており、その上でプロサッカー選手としての謙虚さを要求。、サラリーキャップ制度の導入について提言している。

 ルメニゲ代表はこの制度導入の案については異議を唱えておらず、どのビッグクラブからも支持を受けることだろうとも見ているところ。しかしながらかつてUEFAのプラティニ前会長には、このような規制はEU法に抵触するとして却下が言い渡されており、最終的にファイナンシャル・フェアプレー制度が導入されるという流れとなった。

ノイアーとの契約延長へ自信

 その一方でルメニゲ代表は、マヌエル・ノイアーとの契約延長の実現を強く信じている。「マヌエルはバイエルンで何を手にしているのかを理解しているし、それは逆も同じことだよ。だからこそこの関係は、将来も続いていくものなのだ」

 ノイアー自身も、試合後にはこの発言について「ルメニゲ代表は事情に非常に精通した人物」と前置きした上で、「バイエルンでプレーすることは喜びだ。僕たちは前向きにみている。でもまだはっきりとしているわけではない。だから今はまだ何も言うことはできないよ」と、コメント。ノイアーとバイエルンとの契約は、2021年まで。
 


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