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2020年05月23日

バイエルン、コウチーニョとの買い取りオプション行使を見送り

FC Bayern München
バイエルン・ミュンヘン
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 バイエルン・ミュンヘンは予想されていた通り、フィリッペ・コウチーニョ(27)のレンタル契約に含まれていた、買い取りオプションの行使を見送る決断を下した。これはカール=ハインツ・ルメニゲ代表が、シュピーゲル紙に対して明かしたもので、「行使期限は経過した。我々は行使を見送った」と、コメント。しかしながら残留の可能性が完全に消滅しているということではなく、「まず我々は一度、クラブ内でチーム作りを思い描いていかないといけない。そしてその中で、彼を引き続き構想に入れるか否か判断を下していくよ」と、言葉を続けている。

 昨夏にコウチーニョはFCバルセロナより、非常に大きな期待感をもって迎え入れられており、その契約には1億2000万ユーロでの買い取りオプションも伝えられていたが、しかしながらここまで公式戦32試合に出場して17得点に絡むも、ブンデスリーガ22試合(8得点6アシスト)ではkicker採点平均3.56と期待に応え切れているとはいえない。なおチャンピオンズリーグでは7試合に出場して1得点2アシストをマークしている同選手は、足首を負傷して欠場中にあるところ。

 その一方でもしもコウチーニョがバイエルンを後にすることになれば、その行先はプレミアリーグとなる可能性があるだろう。すでに複数のメディアにより伝えられたところでは、FCチェルシーとフランク・ランパード氏からの関心に高まりがみられているという。
 
「今はフランクフルト戦」


 来週火曜にはドイツ頂上決戦は控えるバイエルン。だがハンジ・フリック監督は、「ドルトムント戦のことは関係ない。フランクフルトが次の相手だ。それから火曜日について考える」と述べ、「フランクフルトは気持ちが強いチーム。積極的に守備を行ってくるし、守備面でダイナミズムがとてもあるよ」と、評価。特にフィリプ・コスティッチについて「ベストのウィンガーの一人」と、語った。

 特に前半戦での敗戦は、最終的にニコ・コヴァチ監督の解任劇へとつながっており、「辛い日だった。そのダイナミズムさで襲いかかってきた」と、指揮官。ただ今回は「まったく別物、別条件の試合だよ」とも強調しており、「アラバとボアテングはCBで活躍を見せてくれているし、うちは最小失点を誇っているんだ」と胸を張っている。なおティアゴが最終調整参加を見送ったことから、フランクフルト戦での出場が危ぶまれているところ。


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